2023年4月入学のAさん

1 はじめに

1-1 私がどうして信州大学を目指したか・どうして保健学科看護学専攻を目指したか。

私が信州大学を目指したのは、実家から通えて、かつ偏差値と学力が合っていたからです。
保健学科看護学専攻を目指したのは、助産師になりたいからです。

1-2 私が受験勉強を開始した時期と当時の学力

運動部と文化部を兼部していたので、高校3年7月の文化祭が終わるまでは勉強はほとんどできていませんでした。
私の成績は1年の時から下がり続けており、校内での立ち位置は3年7月には文系科目が平均より少し上、生物以外の理系科目はかなり下のほうでした。
模試を受けても化学、数学は全国偏差値が50を下回っていた一方、現代文と英語は60に届くこともありました。

1-3 私の通っていた高校と授業内容・進み方

通っていたのは地域では一番手の、県立高校でした。ほぼ全員が大学に進学していましたが、浪人率は高めでした。
特徴的な授業の進め方は特になかったと思います。数ⅠAⅡBは2年生のうちに全範囲の講義は終わり、3年になってからは演習をずっとしていましたが、数Ⅲは3年になってからも教科書を進めていました。
また、11月か12月くらいからは授業でひたすら共通テスト対策として、本番と同じ形式、時間で演習を繰り返しました。

1-4 塾・予備校・通信添削・通信授業の使用有無と始めた時期

塾・予備校・通信添削・通信授業は利用しませんでした。

2 合格のための計画

2-1 センター試験と二次試験の目標点数

共通テストの点数は、 国語160(現代文89、古文45、漢文26)
数ⅠA74
数ⅡB67
生物43(得点調整前の数値です。)
化学50(得点調整前の数値です。)
日本史71
英語81、81(リーディング、リスニング)
でした。生物以外は自己最高点かそれに近い点数だったので、実力以上の力を出せたと思います。共通テストが近くなっても得点が安定せず、目標点数は設定していませんでした。
二次試験は前期は別の大学を受験したのですが、6割5分とるのが目標でした。

3 時期別の勉強時間・主にやっていたこと

勉強時間は高校1年の4月から高校3年の2月までずっと1日当たり0分~1時間です。
授業はきちんと受けて、宿題とテスト3日前からのテスト勉強のみしていました。勉強のスタンスとしては、学校の先生から指示されたことをしていたかんじです。
具体的には、英語の教科書や読解の問題集の英文をノートに書き写してそれを和訳したり、学校から配られた問題集(数学はTOPS、生物はセミナー、日本史は単語の一問一答の問題集、英語はターゲット1900)を解いたりしました。

4 教科別によかったと思う参考書があれば

4-1 国語

教養のための大学受験国語

4-2 数学

TOPS

4-3 英語

be(英語の文法書)に付属していた暗唱文例集、鉄壁(単語帳)

4-4 理科

スクエア最新図説生物neo

4-5 社会

日本史の先生から配布されたまとめのプリント

5 信州大を志望する高校生へのメッセージ

信州大学はいい先生と仲間と共に、看護の勉強ができる素晴らしいところです。グループワークやプレゼンなど、高校ではほとんどなかった様々な活動ができ、毎日が楽しいです。
大学で看護を学ぶことで、得られることはたくさんあります。1年次には共通教育として、看護以外の自分の興味のある分野について学んだり、また、ある授業では医学科や保健学科の他の専攻の人たちと交流し、互いへの理解を深めたりできます。
また、共通教育や部活、サークルを通して、他学部を含めた多くの人と知り合いになることもできます。テストなど、もちろん大変なこともありますが、ぜひ信州大学に入学して、自然豊かな松本で看護学を学びませんか。

私は後期日程で受験したので、最後にそのことについて書きます。一般的な看護の面接で聞かれるような、なぜ信大なのか、なぜ看護学を勉強したいのかなどについて自分の考えをまとめ、きちんと伝えられるように練習した上で面接に臨みました。ところがそのようなことは実際の集団面接では一切聞かれませんでした。それよりも、新聞やテレビ、看護関係の本などで知り得た知識や部活動等の経験と、そこから自分がいろいろ考えていたことのほうが役に立ちました。
5教科の勉強で忙しいとは思いますが、時にはニュースや新書から学ぶのもおすすめです。

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