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お知らせ

信州大学発「インターバル速歩」効果の未来予測プログラムを開発

    増木静江教授らが 令和5-7年日本医療研究開発機構(AMED)助成(※1) により進めている「インターバル速歩(※2)の普及を促進するアプリ開発プロジェクト」において、効果の"未来予測"ができるプログラムを開発しました。

    このシステムでは、本人の初期属性と計画するトレーニング量を入力すると、蓄積された約10,000名のデータベースに基づいてインターバル速歩効果の個別未来予測が行われます。これによって、期待できる効果を具体的に知ることができ、インターバル速歩の開始が促進されます。気軽に試していただけますので、是非アクセスしてみて下さい。

    インターバル速歩効果の未来予測.pdf

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    ※1 日本医療研究開発機構(AMED) 予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業

    https://healthcare-service.amed.go.jp/

    ※2 インターバル速歩

    個人の最高酸素摂取量の70%以上の速歩と40%のゆっくり歩きを3分間ずつ交互に繰り返し、1日30分、週4日実施する歩行トレーニング。同研究グループは、過去20年間で約10,000名の中高年者を対象にインターバル速歩の効果検証を行ってきた。その結果、5か月間の介入で、体力が平均15%向上し、それに比例して、生活習慣病の症状が20%改善、年間の医療費が20%抑制されることを明らかにしている。