認知症
テーマ16:遺伝性認知症の治験即応コホート構築
遺伝性認知症の多くは50歳以前の若年で認知症を発症するため、就労や家庭生活などの社会的・経済的な問題に直面します。加えて遺伝性であるため、ご家族への影響を含めた心理的な側面からの支援も必要になります。一方で、遺伝性認知症は原因となる遺伝子の変異(変化)が明らかであるため、病気がどのように発症し進行するのかを明らかにしやすく、治療法を開発しやすいという側面もあります。
HED-TRC(ヘッド・トラック)は遺伝性認知症(Hereditary Dementia)の病態解明・治療薬開発のために、Trial(治験に)Ready(即時に準備できる)Cohort(コホート:人の集まり)をつくりあげることを目的とする研究です。遺伝性認知症を日本全国で診療・サポートできる体制を構築し、遺伝性認知症の病気の発症や進行を把握できる検査を開発し、治験による治療開発を促進することを目的として活動しています。
HED-TRC(ヘッド・トラック)ホームページ:https://hed-trc.com/
HED-TRC研究の活動が、NHKのニュース番組で取り上げられました。
代表的な業績
- Kasuga K, Yuzawa C, Nakamura K, Shimizu Y, Hara N, Ikeuchi T, and Sekijima Y. A novel PSEN2 missense variant in a Japanese woman with hereditary Alzheimer's disease. J Alzheimers Dis Rep. 2026;10: 25424823261424532.
https://doi.org/10.1177/25424823261424532
