【講師】
髙木　丈子（全学教育センター　助教（特定雇用））

【タイトル】
ネイチャーポジティブの実現に向けて

【日時】
2025年7月25日（金）18時～19時30分

【場所】
共通教育第1講義棟南校舎2F大会議室
（ハイブリッド開催）

【講師略歴】
信州大学農学部卒業
愛知教育大学大学院教育学研究科修士課程修了　
環境省で霞が関に勤務のほか現地での国立公園管理や野生生物保護等の勤務を経て、2025 年４月より現職
専門は自然環境行政、環境教育、環境パートナーシップ

【概要】
自然豊かな信州。日本の国土は約67％が森林におおわれていますが、長野県では県土の8割が森林です。しかし、その生物多様性は危機にさらされており、信州の自然も同様です。今まで当たり前に存在していた自然ですが、その価値に今我々は目を向けなければ、取り返しがつかないという状況まで来ています。
2030年が目標期限であるSDG'ｓへの取組を、環境分野ではカーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーとネイチャーポジティブの3本柱で進めてゆこうとしています。脱炭素対策と比較して、日本は自然が豊かであるというイメージがあり、そこまで自然保護やネイチャーポジティブに取り組まなくてもと思っている方も多いかと思いますが、国土面積（陸と海）の30％以上を健全な生態系として効果的に保全を進めることが各国に求められており、陸・海ともに日本はまだ目標が達成されていません。
その目標達成に向けて、令和7年４月から地域生物多様性増進法が新たに施行されました。その内容とこれから必要なネイチャーポジティブの行方についてお話ししたいと思います。

【申込方法】
オンライン参加希望の方はこちらからお申込みください。
対面参加の場合は事前申込不要です。当日会場にお越しください。

【申込締切】
令和7年7月22日（火）17時まで

【問い合わせ先】
主催・企画運営　信州大学全学教育センター（CGE）フレッシュキャンパスセミナー運営委員会
問い合わせ先　　学務部学務課総務グループ
　　　　　　　　0263-37-2193（直通）　学内内線2268