【講師】
小池 洋平　氏
【タイトル】
現代的奴隷制と奴隷的拘束からの自由
【日時】
令和５年11月22日（水）18：30～20：00
【場所】
共通教育第1講義棟南校舎2F大会議室
【講師略歴】
2018年早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了（博士「社会科学」）
2019年信州大学総合人間科学系全学教育機構（現，全学教育センター） 助教
2021年同上 准教授（現在に至る）

【概要】
1865年にアメリカでは奴隷制を廃止する憲法修正（修正第13条）が成立しました。
植民期時代から続く奴隷制についに終止符が打たれ，当時の約400万人と推測される奴隷たちが自由を獲得したのです。
《 奴隷的拘束からの自由 》を保障する日本国憲法第18条のルーツも，ここにあります。
ところが，近年は「現代的奴隷制（modern slavery）」という形で再び奴隷制が国際的に問題になっています。
アメリカや日本もこの問題と無関係ではありません。Walk Free財団の調査によれば，アメリカには109万人，
日本には14万人の現代奴隷が存在すると推測されています。
このセミナーでは，19世紀にアメリカが奴隷制を廃止した理由に立ち返りながら，現代的奴隷制と日本国憲法が保障する
《 奴隷的拘束からの自由 》の関係性を考えてみたいと思います。

【申込方法】
オンライン参加希望の方はこちらからお申込みください。
対面参加の場合は事前申込不要です。当日会場にお越しください。
【申込締切】
令和5年11月17日（金）17時
【問い合わせ先】
主催・企画運営　信州大学全学教育センター（CGE）フレッシュキャンパスセミナー運営委員会
問い合わせ先　　学務部学務課総務グループ
　　　　　　　　0263-37-2193（直通）　学内内線2268