【18】回復期病棟における医工連携研究会を開催しました(2025.5.9)



「回復期病棟における医工連携」に関する研究活動継続のご報告です。コロナ禍により対面活動が制限されるようになってからのスタートでしたが,オンラインを活用した学内外連携が継続しています。田代准教授(信州大学工学部),村澤宗賢先生(長野中央病院理学療法士),堀内博志教授(信州大学医学部付属病院リハビリテーション科)の3名が集まれる日程で開催を続けている「回復期病棟における医工連携」の第18回(NCH【18】)を2025年5月9日(金)14:00~17:00にオンラインZoom会議にて行いました。
日時:2024年12月27日(木)14:00~17:00
方法:Zoomによる打ち合わせ
参加者:23名
内容:NCH【18】
1.一人一言と写真撮影
2.議事録確認
3.講演
講演①「AI歩行診断 × ウェアラブル × バイオメカニクス:次世代リハビリの革新 」
講演②「心と体を整える超高齢社会の地域づくり:ピラティス運動療法×テクノロジーが導く健康支援」
今回は香山学部長,二上様のご紹介で,長野放社長と更科枝里社長にご講演をしていただきました。長野社長からはビクトリア大学で行われたインソールの開発方法,歩行解析システム,VRを用いたスリップ予防床の開発,ウエアラブルセンサとAIの組み合わせ,およびAI歩行診断の今後の展望について幅広くご紹介いただいた。更科社長からは3次元歩行解析,ロボット導入,ビクトリア大学との国際協力および交流,およびピラティスの可能性についてご紹介いただいた。両名とも日本とオーストラリアの懸け橋になっておられる先生方で,国際連携のやり方について大変貴重な情報を提供していただきました。講演後は田代から情報共有も行われました。次回NCH【18】は2025年8月20日(木),伊那中央総合病院整形外科部長の比佐健二先生に回復期病棟や、介護保険利用の大きな要因となっている骨折に関してご講演をお願いする予定です。