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【10】回復期病棟における医工連携研究会を開催しました(2023.2.21)

NCH10打ち合わせ記念撮影
NCH10打ち合わせ記念撮影
青木先生のご講演タイトル
青木先生のご講演タイトル
工学博士と理学療法士の交流
工学博士と理学療法士の交流

「回復期病棟における医工連携」に関する研究活動継続のご報告です。コロナ禍により対面活動が制限されるようになってからのスタートでしたが,オンラインを活用した学内外連携が継続しています。田代准教授(信州大学工学部),村澤宗賢先生(長野中央病院理学療法士),堀内博志教授(信州大学医学部付属病院リハビリテーション科)の3名が集まれる日程で開催を続けている「回復期病棟における医工連携」の第10回(NCH【10】)を2023年2月21日(火)14:00~17:00にオンラインZoom会議にて行いました。次の日,2023年2月22日(水)9:30~10:30にウエルビーイング工学研究センターの部会を超えた交流として中山昇先生の開発されているにぎにぎ棒に関する意見交換会を行いました。長野中央病院からは村澤先生や田丸先生など理学療法士の先生から医療現場での可能性についてお話ししました。


日時:2023年2月21日(火)14:00~17:00
方法:Zoomによる打ち合わせ
参加者:12名
内容:NCH【10】
 1.一人一言と写真撮影
 2.議事録確認
 3.講演
  講演①「 新規生体材料の生体安全性評価 -整形外科医療機器開発を目指して- 」   
      青木 薫 先生(信州大学医学部保健学科)
 4.情報提供(一件10分程度)とフリーディスカッション
    ①田代(信州大学工学部)
     「回復期病棟における医工連携研究」第10回報告資料
   ②村澤先生(長野中央病院,理学療法士)
     「足裏センサの開発状況(その4)」
 5.今後の予定

※ 今回は信大医学部保健学科の青木 薫 先生から工学部になじみの深いカーボンナノチューブを用いた整形外科医療機器開発の取り組みについて興味深い情報提供を頂きました。田代研からは山本B4より電気学会から受賞を受けたご報告と全磁力計測を用いた活動時間の推定,村澤先生からは片足体重計の学会発表と査読付き論文への投稿についての情報提供が行われました。今回も診療等で途中参加となる諸先生もおられましたが,最大参加時12名の参加者が集まり有益な情報共有が行われました。

次回NCH【11】は2023年6月22日(木)14:00~17:00にて開催予定となりました。崎山みゆき様(元静岡大学事業マネジメント専攻客員教授,株式会社自分楽代表取締役一般社団法人日本産業ジェロントロジー協会代表理事)に「ジェントロジーとは」というタイトルでご講演をお願いする予定です。


日時:2023年2月22日(水)9:30~10:30
場所:信大工学部SASTEC2F会議室
参加者:7名
内容:工学博士と理学療法士の交流。中山昇先生開発のにぎにぎ棒について医療現場での利用可能性について意見交換を行った。

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