2025.07.16
令和7(2025)年度は、開発した極超低圧逆浸透(RO)膜について国内外で実証・評価を実施するとともに、RO膜モジュールのビジネス化に向けた取組も検討してきました。大学の基礎研究と事業化の間のGAPを埋める研究開発費の助成金に研究代表者 遠藤守信 特別栄誉教授のチームが採択され(2024年10月:IJIE(Inland Japan Innovation Ecosystem))、ビジネスとしての可能性の評価と実証(PoC)を行い、起業にあたってクリアすべき課題の解決を目指しています(概念実証)。
極超低圧RO膜の社会への投入を目指していますが、浄水器応用を鑑みて、中国のRO浄水器、国内の自動販売機型浄水器で実践されている企業2名の方に講演をお願いし、本講演会を企画しました。開発している分離膜の浄水器応用について考える機会とできると幸いです。
最近好評の情報交換会も予定しておりますので、多数のご参加をお待ちしております。
「アクア・ネクサスカーボン-プラットフォーム」第17回講演会・懇談会
日 時 令和7年9月16日(火) 15:00~16:50
(講演会15:00~16:50、情報交換会17:15~18:45)
場 所 国際科学イノベーションセンター(AICS)2階セミナースペース
対面開催(配信のみZoom併用)14:30より受付開始
<講演会・懇談会プログラム>
司会:藤重 雅嗣(信州大学工学部 特任教授)
15:00~15:05 開会挨拶
AxC-PF会長 香山 瑞恵
15:05~15:50 講演1
日本美的株式会社 厨房・温水事業部 李景輝(JINGHUI LI) 氏
「MideaのRO浄水器について(仮)」
15:55~16:40 講演2
ウォーターポイント株式会社 経営企画室 小早川竜也 氏
「ウォーターポイントのRO浄水器と近年の動向について(仮)」
16:45~16:55 近況報告
信州大学工学部水環境・土木工学科 准教授 竹内 健司
「研究チームの開発RO膜の展開状況について(仮)」
16:55~17:00 閉会挨拶
信州大学 理事(研究、産学官・社会連携担当) 清水 聖幸(予定)
<情報交換会>
17:15~18:45 AICS-3Fコミュニケーションルーム
会費:2000円(予定)
出欠については、おって会員様宛に事務局よりお送りする開催案内メールに記載の出欠ご連絡用Googleフォームまたはメールにてお知らせください。