研究開発内容

研究開発ターゲット

ターゲット0

地域共創の場によるビジョン深掘り対話

地域共創の場によるビジョン深掘り対話

長野県の実証地域(大町市・松本市など)で、地域住民の方々とのビジョン対話と患者さんなどの現在のライフスタイルから顕在・潜在ニーズの導出と各種調査を行い、ターゲット及び研究開発課題を具体化します。

ターゲット1

疾患別のスマート在宅治療システム実現

疾患別のスマート在宅治療システム実現

ビジョン対話や各種調査を踏まえて、循環器疾患、糖尿病、脳神経疾患、呼吸器疾患等の疾患ごとに、患者さんの治療に使われていた医療機器等を在宅でも安全に、かつ、日常生活において使いやすいよう進化させていきます。更に、患者の状態を計測できるセンサや通信技術などと組み合わせたスマート在宅治療システムを開発していきます。

疾患例

  • 循環器疾患
  • 呼吸器疾患
  • 皮膚疾患
  • 糖尿病
  • 運動器疾患
  • がん
  • 脳神経疾患
  • 腎疾患
  • 精神疾患

ターゲット2

共通するデバイス・要素技術・通信技術の確立

共通するデバイス・要素技術・通信技術の確立

患者さんの生体情報を遠隔でモニタリングできる技術や医療機器等の超小型・軽量化、モビリティ化、デジタル化、快適性の向上など、スマート在宅治療システムに共通するデバイス・要素技術・通信技術を開発していきます。また、患者さんの生体情報などのデータ集積基盤を整え、データ解析することで、スマート在宅治療システムの安全性やユーザビリティを検証し、より安全性の高い医療機器開発に活かしていきます。

デバイス・技術例

  • 薬剤注入器
  • 小型化、軽量化
  • 生体計測センサ
  • 通信技術
  • デジタル化、モビリティ化

ターゲット3

スマート在宅治療システムの地域実証

スマート在宅治療システムの地域実証

長野県の大町市・松本市などにおいて、まずは1つ1つのスマート在宅治療システムを地域で実証していきます。次に、患者さんや家族のライフスタイルに応じて、共通する技術や複数のデバイスを組み合わせた家単位のスマート在宅治療システムを実証し、そして、地域の医療機関や介護及び福祉施設等と連携した地域単位での実証をしていきます。

実証例

  • デバイス単位
  • 家単位
  • 地域単位