地域に受け継がれる有用資源植物の生態・評価 【地域】 姨捨
はじめに
ローカルでまだ低利用の段階にあるものの、潜在的に地域産物としての高い価値をもつ野生植物について、分布、生態、利用法などを調査、評価する。
結果と考察
H22年度は、そば切りのつなぎとして北信地方で用いられているオヤマボクチの繊維の収量について把握し、論文審査中(信州大学農学部AFC報告)。
なお、プロジェクト開始以前からの蓄積としては、ヤマブドウ、サルナシ、マタタビ、ミヤママタタビの分布・生態・種内変異に関するデータ蓄積がある。
今後の方針と計画
地域での聞き取りを行なっている農村計画分野や造園分野との連携を希望。
研究者プロフィール

教員氏名 | 荒瀬 輝夫 |
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所属分野 | 農学部 附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター |
兼担研究科・学部 | 大学院総合工学系研究科 |
所属学会 | 日本農芸化学会 |
SOAR | 研究者総覧(SOAR)を見る |
他の研究 | 未利用資源の農畜林循環利用のシステム構築と実証的研究 / 姨捨地区のため池~棚田における植生と雑草の管理~ / 姨捨における畦畔の持続的管理 |