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研究トピックス

インフォーマルセミナー in 信州

第9回 感覚系

開催日
: 平成26年 1月 9日(木)
オーガナイザー
: 人体構造学講座 教授 森泉 哲次

演題
: 嗅覚における機能とニューロン数の関係
講師名
: 人体構造学講座 教授 森泉 哲次

嗅覚神経系の投射様式の特徴を概説し、嗅覚における機能とニューロン数の関係について、特に機能に必要な最小ニューロン数の観点から、嗅覚受容器ニューロンや嗅球投射ニューロンについて行ったこれまでの研究成果を紹介する。さらに、嗅覚認知に必要な大脳皮質の最小サイズに関する最近の研究やステレオロジー解析装置を用いて嗅覚受容器ニューロンの総数を求めた最近の研究を紹介する。

演題
: 痛みのメカニズムを考える
講師名
: 麻酔蘇生学講座 教授 川真田 樹人

「痛み」とは、純粋な感覚だけではなく、感覚と同時に惹起される負の情動(不快)の総和としての体験である。本セミナーでは痛みという感覚と情動が進化の過程でどのように獲得されてきたについて考え、次いで、われわれの教室でこれまで行ってきた痛み研究について紹介し、痛みの生理学的基盤について考えたい。