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研究トピックス

インフォーマルセミナー in 信州

第8回 炎症と免疫

開催日
: 平成25年11月7日(木)
オーガナイザー
: 免疫制御学講座 教授 瀧 伸介
演題
: 皮膚炎はなぜおこるのか?―アトピー性皮膚炎の病態メカニズムを中心に―
講師名
: 皮膚科学講座 教授 奥山 隆平

ヒトの疾患は多くの場合、多因子疾患であり、かつ環境要因が病態に深く関係している。「群盲象をなでる」という危険もあるが、様々な角度から疾患の病態を解析していくことが重要である。私たちはアトピー性皮膚炎に関して、環境からストレスという面から捉える事を試みている。自分たちの解析結果を中心にアトピー性皮膚炎の病態メカニズムについて紹介をしたい。

演題
: 自然免疫の成り立ちと働きの制御メカニズム
講師名
: 免疫制御学講座 教授 瀧 伸介

NK細胞、樹状細胞、顆粒球などに代表される自然免疫系細胞が、生体防御、炎症のkey playerとして注目を集めて久しいが、ごく最近でも、新たな機能、新規亜集団が発見されるなど、自然免疫系細胞の研究は最先端免疫研究のテーマとしてその重要さを増している。今回のセミナーでは、私たちの研究室で行われてきた関連研究の成果を紹介したい。