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作業療法学専攻

作業療法学専攻

作業療法とは、身体や精神に障害のある人たちに、その能力を回復したり高めたりすることや、社会的な適応能力の回復を図るための、いろいろな作業ができるようにすることを言います。 作業療法士はそうした療法に従事する人たちのことを言います。

作業療法学専攻で学べることと卒業後の職域

作業療法は身体または精神の疾病に起因する生活障害を持つ人々(幼児から高齢者まで)を対象としています。手作業や”遊び”などの訓練を通して、日常活動の諸動作や社会への適応能力を獲得することを目指します。

作業療法学専攻では、これら日常生活や社会生活での自立に向けた治療・指導・援助を行えるように系統的に学びます。1年生では一般教養科目をはじめ医学の基礎となる解剖生理、および作業療法の基礎を学びます。
1・3年生では小児発達障害・精神障害・身体障害・老年期障害などを扱う、より細分化された分野を学びます。3年生後期から4年生前半までは学外での臨床実習となり、実際に患者さんと接することになります。4年生の後半は指導教員に付いて卒業研究を主に行います。このような学習過程で高度な専門的知識および実技能力を習得してもらい、将来的にリハビリテーション医療・保健・福祉の分野で指導的役割を担っていけるように教育を行っていきます。

また、より深く勉強してみたい学生には大学院への進学も可能です。高齢化が進む現代社会において、作業療法士の役割はますます重要になっていくものと思われます。

卒業後の進路

作業療法学専攻実習風景

大学院進学。国立・公立・私立病院などの医療機関、リハビリテーション専門病院、精神病院、心身障害児者施設、老人保健・福祉施設、教育研究機関、保健所や市町村などの行政機関へ就職しています。

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