活動報告

地域枠セミナー(5月)を開催しました

令和6年5月28日の地域枠セミナー(5月)では、諏訪中央病院院長の佐藤泰吾先生にご講演いただきました。

以下が学生の感想の抜粋です。

※learnで終わるのではなく、unlearnしなければならないという考えは本当にその通りだと思いました。現在学んでいることでも、覚えるだけ覚えて(learn)満足して、理解して活用する(unlearn)することはしようとしていなかったと実感しました。学んでわかった気にならずに、勉強して行こうと思いました。

※医師として働いてきた時間が長く、知識が多いほど素晴らしい、役に立つことができると思っていましたが、未熟で若い力にこそ出来ることもあるという視点を得て、チームの中に様々な属性の人がいるということの重要性を学びました。私自身も先輩に学び、後輩に学び、多職種に、患者さんに、地域住民に学ぶことのできる医学生・医師でありたいと思いました。

※今日の講演を聞いて、自分のこれから医学生、そして医師としての過ごし方また、物事の味方について大きいヒントになるような話でとても学びが大きかったです。また、それに加え、これから生きていく中での自分の物事のとらえかたについても実感しました。これから医学生としていろいろな経験を通して、今日学んだことを活かして行けたらいいなと思いました。

※人間には人生の段階毎に獲得できるものと喪失するものがあり、さまざまな段階の人が互いに補い合って行動していくのがチーム医療の本質であるということが印象に残りました。自分の理解範囲から外れているものこそ大切にして学んでいきたいです。

※今回の講演を通して、医学生として将来のために学びを深めていくことと、わからないことや間違いを恐れずに学んで行くことが大切だとわかりました。今はまだわからないことだらけですが、その未熟さが武器にもなりうることを知り、励みになりました。日々の学習に力を入れ、いつか訪れる"学びほぐす"時を楽しみにしていきたいと思います。

※様々な視点や、歴史的観点からの講演はとても分かりやすく、すっと自分の中に入って来て、腑に落ちるものがありました。特に、成長曲線の横ばいや、「未熟さ」や「喪失」が力となる、言語と非言語の境界を見る、など自分の考え方が変わったり、纏まったりする言葉も多く、大変貴重な時間でした。