活動報告

地域枠セミナー(1月)を開催しました

2024年1月31日に、長野県立こども病院医療技術部こころの支援科所属でチャイルド・ライフ・スペシャリストの矢口暁子さんを講師にお迎えして地域枠セミナー(1月)を開催しました。

以下が参加者の感想抜粋です。

※普段から医学について学んでいると、専門用語が自分たちの中で当たり前になってしまっていて、それを使うと理解するのが難しくなるなと実感した。視覚的に伝えることや、褒めること、動かないでねと伝えるのではなくじっとしててねと伝えるなど、小児医療だけではなく、実生活でも使えそうなことを学ぶことが出来て、とても参考になった。


※CLSという職業について初めて知ることが出来て有意義な時間でした。スケジュールに縛られずに、患者さんのために存分に行動できるというところがとても魅力的だと思いました。CLSが日本でもより普及すれば、病院の子どものケアの質が上がってよいと思いました。ただ、留学しないと取れないというのがややハードルが高いので、日本でも認定される教育機関ができたらいいなと思いました。


※イメージは人が生まれてから経験してきたもの全てを通じて形成されるものであり、多様性があることを理解できた。将来診察などをする際に患者さん一人一人をよく診れるようになりたい。


※チャイルドライフスペシャリストという職種があることを初めて知りました。世界でもとても少ないものの、大きな役割を果たしている職業だと思いました。私は将来小児科医になりたいと思っているので、子どもの目線にたつこと、ほめること、気持ちを代弁することなど、小児科医になった時に役立つであろうことをたくさん聴くことができてよかったです。ご講演ありがとうございました。


※医師や看護師には1人に対する担当患者さんが多く、ケアやふれあいに時間を割きたくてもなかなか割けない現状にありますが、そんな場面で必要性の高まる専門職の存在を知ることが出来たのは今後にとって重要だと感じます。まだ世界や日本に数は少ないですが、この先各病院に数人シフトでも配属されるようになればいいなと思いました。