活動報告

今年度の深志課題探究ゼミが終了しました。

今年度の深志課題探究ゼミ(兼 地域枠セミナー)が終了しました。お忙しい中ご講演いただきました講師の皆様方へは心より感謝申し上げます。

第1回:医療行動経済学入門

信州大学医学部地域医療推進学教室 中澤勇一


第2回:社会がつくる障害 社会がなくせる障害

SBCラジオ「里枝子の窓」パーソナリティー 広沢里枝子 さん


第3回:みんなで学ぶ認知症・認知症の地域包括ケア

信州大学医学部附属病院総合診療科特任教授 関口健二 さん

社会福祉法人北アルプスの風理事長 神谷典成 さん


第4回:若き君たちへ~いのちに寄り添うケアから学んだこと~

ふじ内科クリニック(甲府) 内藤いづみ さん


以下が、参加高校生と医学生のゼミ・セミナー全体への感想抜粋です。


※人の死について、また医療の課題の解決について真剣に考える事ができました。認知症やがんの人にどのように接していくべきか講義で学んだことを通してしっかり考えていきたいです。


※普段は聴くことができないお話を拝聴することができ、貴重な経験でした。自分の視野や考えを広げる機会にもなり、また将来どのように働くのか、人と向き合っていくのか、その基になるお話であったと感じています。勉強のモチベーションアップにもなりました。


※様々な観点から医療を見つめてきましたが、医療というのは患者さんの病気を治す単純作業ではなく、患者さんの病気と向き合い、患者さんやそのご家族と向き合う責任の大きいことであると改めて実感しました。命や尊厳との向き合い方はいつの時代も改め続けていかなければならないので、医療と向き合う、一人ひとりの人と向き合う覚悟を持ってこれから勉強をしていきたいと思います。


※今後の社会の担い手というの立場から、今後患者さんとどのように接していくか、私たちがどう行動し、どんな社会を作っていくのかという事を考えるきっかけになりました。本当にありがとうございました。


※この4回のゼミで、自分の考え方を大きく成長させることが出来ました。どの方のお話も様々な立場からの医療の関わり方を教えてくださり、自分の見方がとても広がりました。どの先生方も共通して言えることは、患者さんの意志を尊重し、その人の人生を大切にすることだと思いました。本当にいい経験でした。


※普段の生活では聞くことのできないお話が聞けました。直接、そのお仕事で活躍されている先生や、生活に困っている方にお話を聞けて、いろいろな立場から社会全体を見ることができ、自分の視野を広げられました。医療の先端技術が発展している現在の日本にはまだまだたくさんの課題が溢れており、すべての人がそのことを理解し、世界に貢献していかなければならないと何度も思い知らされました。またこんな機会があったらまだまだたくさんの問題点についてじっくり考えたいです。