活動報告

第1回『深志課題探究ゼミ2023』を開催しました。

2023年9月30日(土)に松本深志高校1年生を対象とした第1回深志課題探究ゼミを開催しました。
「医療の場の意思決定に関わる行動経済学の視点」をテーマに講演しました。

以下が、参加高校生の感想の抜粋です。

※人間の心理と医療には深い関わりがあることがわかりました。今日学んだことは普段の生活でも生かせる部分があると思うので、使う機会を見つけたいです。

※ナッジというものは聞いたことがなかったが、意外と身の回りにたくさんあることがわかり、面白いと感じた。また、意識せずにそういった表現を使ってしまうこともあることがわかった。

※人間の考え方の特性など今まで考えたこともなかったようなことがたくさん出てきて興味深かった。

※いろんな分野の学問が医学に関係しているのだと思いました。医療を受けるのも提供するのも人間なので、やっぱりどうしても偏りができてしまうのかもしれません。医療って難しい立場にあるんだなと考えさせられました

※人の行動は本当に興味深いと思いました。

※参照点によって人が「嬉しい」と感じるか、「残念」と感じるかが全く違うと言うのが印象に残りました。また、初めてナッジについて学びましたが、言葉の使い方によって人の感情が一変するのが面白いと思いました。

※行動経済学によって人間の行動のあれこれを理屈で説明できてしまったのが驚きだった。またその考え方を医療また日常へつなげられるのもすごいと思った。特に、ナッジは人間の行動を強制せずに促すことができる考え方でさまざまなところで応用ができるから覚えておきたいと思った。

※臓器提供の話で、オプトアウト式を採用している国があると知って驚いた。また、人間は損失が生まれないように行動しているということを巧みに利用する事で人々に効果的に働きかけることができると知って、面白いなと思った。

※改めて考えてみると、身近にも「行動経済学」が多く使用されていると思った。