活動報告

自主研究演習レクチャー③

自主研究演習でのレクチャー③

6月25日(金)に「医療の場のコミュニケーション」と題して 元武蔵野赤十字病院副院長 日下隼人 先生にレクチャーいただきました。


感想抜粋:


・医療の現場で患者さんをよく見て話す、傾聴する大切さを様々な講義で学んできましたが、今日の講義で、それらのコミュニケーションは医療現場に限らず学生として人と関わっていく上でも重要なことだということを感じました。私はアルバイトで家庭教師をしていますが、わかりやすく説明しようとしてだらだらと長く話してしまったり、たまに足を組んでしまっていたので、先生のお話を聞いて反省することがたくさんありました。特に印象的だったのが、否定的な言葉を使わない、ということです。同じ内容のことを話しているのに、否定的な言葉と肯定的な言葉では受ける印象が全然違ったので、私も意識して使っていこうと思いました。言葉遣いや表情、態度は一朝一夕では変わらない思うので、学生の今のうちから、人に敬意を持って接する、という姿勢を身につけていきたいです。 途中、患者さんの説明で「これは珍しい病気ではありません。500人に1人〜...」という説明がありました。文章を見た時に、丁寧に説明していると思いましたが、吹き出しの中の先生の言葉を見て、確かにフォローしているようでできていないと感じました。まだ3年生の今ですら医療者寄りの、最悪の状態からスタートして話すという思考に偏っていたので、これから勉強していくとますます患者さんの考えから離れていってしまうような気がしました。知識を増やすことももちろんですが、自分が患者さんだったらという視点を忘れずにこれから学んでいきたいと思います。


・普段の何気ない態度・言葉遣い1つをとっても、患者との対話に於いては思わぬ障害になることを理解しました。また、私自身を振り返ってみても、日下先生がご講義の中でおっしゃっていた『患者が威圧感を感じてしまうような振舞い』(腕を組む、頬杖をつく等)というものがついつい出てしまっているので、そういう部分は今のうちから矯正していこうと思います。