ご挨拶

信州大学医学部医学科・大学院総合医理工学研究科医学系専攻医学分野 分子病理学教室のホームページをご覧頂き、有難うございます。私達の研究室ではがんや炎症など様々な疾患の病態形成における糖鎖の発現意義を明らかにするため、形態学、分子生物学、生化学、発生工学など、様々な研究手法を駆使して研究を行っています。そして最終的には疾患メカニズムの解明や新たな診断法、さらには治療法・予防法の開発へと展開させたいと考えています。出身学部を問わず病理学や糖鎖生物学に興味のある方の参加を期待しています。(講師 川久保 雅友)

▼ 当分野では、生体における糖鎖機能の解明に興味のある方、様々な実験手法(組織細胞化学、分子生物学、生化学的手法)に基づく研究に関心のある方を募集しています。まずはmasakawa#shinshu-u.ac.jp(#を@に変更してください)へご連絡下さい。研究室の見学等、歓迎いたします。

最新情報&更新履歴

▼ 論文を更新しました。(2023/12/1)
▼ 川久保雅友講師が5月20日に信州大学医学部で開催された令和5年度松医会総会においてコレステノンのピロリ菌に対する抗菌活性に関する論文について「松医会奨励賞」を受賞し、受賞論文の要旨の講演を行いました。(2023/5/20)
▼ 的場久典特任助教が感染病態解析学講座に異動されました。(2023/4/1)
▼ 藤井千文助教が医学教育研修センターに異動されました。(2023/4/1)
▼ 中山淳教授が定年退職されました。(2023/3/31)
▼ 中山淳教授の最終講義「糖鎖研究と共に駆け抜けた40年の軌跡」が、第225回医学セミナーとして開催されました。(2023/3/16)
▼ 藤井千文助教らの胃がんの進展におけるαGlcNAcの役割に関する論文がCancer Sci誌に掲載されました。(2022/8/31)
▼ 今村仁美さんがスタッフとしてメンバーに加わりました。(2022/4/1)
▼ 春宮覚助教(特定雇用)が特任准教授に昇進されました。(2022/4/1)
▼ 博士課程大学院生 結城淳子さんがαGlcNAcとMUC6による膵臓がんの悪性化制御に関する論文で、博士(医学)の学位を授与されました。(2022/3/31)
▼ 山ノ井一裕助教(慶應大)と藤井千文助教らの幽門腺型粘液産生肺がんにおけるMUC6の発現意義に関する論文がHistochem Cell Biol誌に掲載されました。本研究成果の一部は、3年生の自主研究演習で得られたものです。(2022/3/30)
▼ 的場久典特任助教らの肺のbronchiolar adenoma/ciliated muconodular papillary tumorに関する論文がPathol Int誌に掲載されました。(2022/3/9)
▼ αGlcNAcとMUC6による膵臓がんの悪性化制御に関する論文がCancer Sci誌に掲載され、Issue highlightsとして紹介されました。(2022/2/7)
▼ 大学院生の結城淳子さんと藤井千文助教らのαGlcNAcとMUC6による膵臓がんの悪性化制御に関する論文がCancer Sci誌に掲載されました。(2021/11/22)
▼ コレステノンのピロリ菌に対する抗菌活性に関する論文がEurekalert!にて紹介されました。(2021/4/27)
▼ コレステノンのピロリ菌に対する抗菌活性に関する研究についての記者会見が行われました。(2021/4/16)
▼ 小林惇一さん、川久保雅友講師らのコレステノンのピロリ菌に対する抗菌活性に関する論文がProc Natl Acad Sci USA誌に掲載されました。(2021/4/15)
▼ 修士課程大学院生 御子柴柊介さんがA4gntノックアウトマウス胃粘膜におけるSTAT3の活性化に関する論文で修士(医科学)の学位を授与されました。(2021/3/21)
▼ 大学院生の奥村征大さんらの胆道癌の進展と胃腺粘液糖鎖に関する論文がCancer Sci誌に掲載されました。(2020/10/5)
▼ 論文を更新しました。(2020/8/6)
▼ 的場久典特任助教が4月20日に東京都で開催された令和2年度一般社団法人日本病理学会定時社員総会で新学術評議員に承認されました。(2020/4/20)
▼ 論文を更新しました。(2020/4/1)
▼ 博士課程大学院生 奥村征大さんが博士(医学)の学位を授与されました。(2020/3/31)
▼ 的場久典特任助教らの大腸癌の炎症性発癌に関する論文がAm J Pathol誌に掲載されました。(2019/11/14)
▼ 論文を更新しました。(2019/11/14)
▼ 川久保雅友講師が9月19日に神戸市で開催された第60回日本組織細胞化学会学総会において新評議員に承認されました。 (2019/9/30)
▼ 中山 淳教授が8月2日に東京都で開催された第44回組織細胞化学講習会において「糖鎖と糖転移酵素」と題する講演を担当しました。(2019/9/30)
▼ 川久保雅友講師らのGastritis Cystica Profundaの発生抑制における胃スルホムチンの役割に関する論文がJ Histochem Cytochem誌に掲載されました。(2019/6/27)
▼ 御子柴柊介さんが大学院生(修士課程)としてメンバーに加わりました。(2019/4/4)
▼ 山ノ井一裕助教が慶応義塾大学医学部(病理学教室)に異動されました。(2019/4/1)
▼ 的場久典さんが特任助教としてメンバーに加わりました。(2019/4/1)
▼ 博士課程大学院生 的場久典さんが博士(医学)の学位を授与されました。(2019/3/31)
▼ 博士課程大学院生 山ノ井万里子さんがアネキシンA1が腎細胞癌の悪性度と相関することを示した論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2019/3/21)
▼ 修士課程大学院生 宮下聖基さんが胃粘膜に感染するヘリコバクター属菌種の重感染に関する論文で修士(医科学)の学位を授与されました。(2019/3/21)
▼ 大学院生の山ノ井万里子さんらのアネキシンA1が腎細胞癌の悪性度と相関することを示した論文がInt J Urol誌に掲載されました。(2018/12/3)
▼ 川久保雅友助教が講師に昇進されました。(2018/7/18)
▼ 山ノ井一裕助教らによる子宮頸部の分葉状頸管腺過形成から胃型粘液性癌への進展過程における腺粘液型糖鎖の発現意義に関する論文がVirchows Arch誌に掲載されました。本論文は自主研究演習で研究に参画した医学科3年生 塚本道彦さんが共著者です。(2018/6/7)
▼ 山ノ井一裕助教と中山 淳教授による胃癌、バレット腺癌、膵癌の前癌病変における腺粘液型糖鎖の発現意義に関する総説がHistochem Cell Biol誌に掲載されました。(2018/6/7)
▼ 結城淳子さんが大学院生(博士課程)としてメンバーに加わりました。(2018/4/1)
▼ 加藤真良特任助教が分子医化学教室に異動されました。(2018/4/1)
▼ 川久保雅友助教らのヘリコバクター属菌種が持つCholesterol-α-glucosyltransferase遺伝子に関する論文がHelicobacter誌に掲載されました。(2017/11/7)
▼ 大彌 歩助教(画像医学教室)と山ノ井一裕助教らの膵臓癌の前癌病変における腺粘液型糖鎖の発現意義に関する論文がCancer Sci誌に掲載されました。(2017/7/7)
▼ 川久保雅友助教らのヘリコバクタースイス菌に対する抗体作製に関する論文がHistochem Cell Biol誌に掲載されました。(2017/5/22)
▼ 宮下聖基さんが大学院生(修士課程)としてメンバーに加わりました。(2017/4/1)
▼ 脳神経外科学教室からお見えになっていた博士課程大学院生 金谷康平さんが膠芽腫における予後不良因子としてADAM10の発現意義に関する論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2017/3/21)
▼ 修士課程大学院生 武田千佳さんがマウス正常組織におけるPhactr1蛋白質の発現解析に関する論文で修士(医科学)の学位を授与されました。(2017/3/21)
▼ 春宮 覚助教が12月2〜3日に東京都千代田区で開催された第1回日本エラスチン・関連分子研究会学術集会において「タンパク質翻訳後修飾の解析-胃腺粘液糖タンパク質およびエラスチンの研究例-」と題する特別講演を担当しました。(2016/12/2)
▼ 中山 淳教授が日本学術振興会より平成28年度「科研費」審査委員として表彰されました。(2016/11/17)
▼ 春宮 覚特任助教が助教(特定雇用)に異動されました。(2016/7/1)
▼ 福島万奈助教(特定雇用)が千葉大学大学院医学研究院近赤外画像診断学寄附講座(腫瘍病理学教室)特任准教授として栄転されました。(2016/7/1)
▼ 福島万奈助教(特定雇用)が米国留学から帰国されました。(2016/6/30)
▼ 山ノ井一裕さんがバイオメディカル研究所助教としてメンバーに加わりました。(2016/4/1)
▼ 小村仁美さんが特任助教(研究)としてメンバーに加わりました。(2016/4/1)
▼ 奥村征大さんが大学院生(博士課程)としてメンバーに加わりました。(2016/4/1)
▼ 分子腫瘍学教室から藤井千文助教がメンバーに加わりました。(2016/4/1)
▼ 分子細胞生化学教室から加藤真良特任助教がメンバーに加わりました。(2016/4/1)
▼ 春宮 覚さんが特任助教に異動されました。(2016/4/1)
▼ 運動機能学教室からお見えになっていた大学院生 百瀬能成さんが粘液産生軟部肉腫におけるコンドロイチン硫酸転移酵素1の発現意義に関する論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2016/3/21)
▼ 内科学第二教室からお見えになっていた大学院生 山田重徳さんが慢性萎縮性胃炎における腺粘液特異的O-グリカンの発現意義に関する論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2016/3/21)
▼ 福島万奈助教が2016年1月1日から2016年7月1日の予定で米国のBrigham & Women's Hospitalに留学されました。(2016/1/1)
▼ 大学院生の的場久典さんが病理専門医試験に合格されました。(2015/9/1)
▼ 小林惇一さん、的場久典さん、武田千佳さんが大学院生としてメンバーに加わりました。(2015/4/1)
▼ 大学院生の岡村卓磨さんが鳥肌胃炎における表在性腫大リンパ濾胞の形成機序に関する論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2015/3/31)
▼ 中山 淳教授が会長を務めました第55回日本組織細胞化学会総会・学術集会が,9月27〜28日に松本市で開催されました。(2014/9/29)
▼ 大学院生の酒井康弘さんが日本病理学会100周年記念病理学研究新人賞を受賞しました。(2014/5/6)
▼ 福島万奈さんが助教としてメンバーに加わりました。(2014/4/1)
▼ 大学院生の岩谷勇吾さんがバレット食道における腺粘液糖鎖の低下がその悪性度を推定する上で有用であることを示した論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2014/3/25)
▼ 大学院生の白津和夫さんが胃腺粘液に特異的なO-グリカンの消失が分化型胃癌の進行と関わっていることを示した論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2014/3/25)
▼ 大学院生の上垣内崇行さんが前立腺癌の進展におけるO-GlcNAcの発現意義に関する論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2014/3/25)
▼ 大学院生の酒井康弘さんが精巣セミノーマにおける高内皮細静脈様血管とリンパ球動員に関する論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2014/3/25)
▼ 大学院生の藤原麻衣子さんがヒト高内皮細静脈における長鎖型N-アセチルグルコサミン6-O硫酸転移酵素1の発現に関する論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2014/3/25)
▼ 大学院生の酒井康弘さんらの精巣セミノーマにおける高内皮細静脈様血管とリンパ球動員に関する論文Andorology誌に受理されました。(2014/2/11)
▼ 泌尿器科学講座からお見えになっていた大学院生 上垣内崇行さんらの前立腺癌の進展におけるO-GlcNAcの発現意義に関する論文Prostate Cancer Prostatic Dis誌に掲載されました。(2014/1/7)
▼ 大学院生の白津和夫さんらの胃腺粘液に特異的なO-グリカンの消失が分化型胃癌の進行と関わっていることを示した論文Cancer Science誌に受理されました。(2013/10/28)
▼ 大学院生の岩谷勇吾さんらのバレット食道における腺粘液糖鎖の低・コがその悪性度を推定する上で有用であることを示した論文Histopathology誌に受理されました。(2013/10/21)
▼ 金井祐起子さんがメンバーに加わりました。(2013/10/1)
▼ 中山 淳教授が9月27〜28日に東京都港区で開催された第54回日本組織細胞化学会総会・学術集会において「日本組織細胞化学会学会賞(高松賞)」を受賞し、「胃粘膜における腺粘液糖鎖の機能」と題する受賞記念講演を行いました。(2013/9/28)
▼ 大学院生の酒井康弘さんが8月2〜3日に神戸市で開催された第10回日本病理学会カンファレンスにおいて最優秀ポスター賞を受賞しました。(2013/8/3)
▼ 小林基弘講師が平成25年7月1日付で福井大学医学部病因病態医学講座腫瘍病理学領域教授として栄転されました。(2013/7/1)
▼ 中山 淳教授が6月6〜8日に札幌市で開催された第102回日本病理学会総会において「糖鎖遺伝子:クローニングから機能解析、そして病理学へーα1,4-N-アセチルグルコサミン転移酵素を中心にー」と題する宿題報告を担当し、「日本病理学賞」を受賞しました。(2013/6/6)
▼ 百瀬能成さん、山ノ井万里子さんが大学院生としてメンバーに加わりました。(2013/4/2)
▼ 大学院生の大彌 歩さんがワルチン腫瘍のリンパ性間質形成機序に関する論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2013/3/31)
▼ 大学院生の丸山雅史さんが自己免疫性膵炎におけ・E體ア・ヌ周囲性高内皮細静脈様血管の誘導に関する論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2013/3/31)
▼ 大学院生の岩谷勇吾さんらの胃MALTリンパ腫におけるFOXP3陽性制御性T細胞とピロリ菌に対する除菌反応性に関する論文Helicobacter誌に受理されました。(2013/3/6)
▼ 川久保雅友さんが助教としてメンバーに加わりました。(2013/3/1)
▼ 脳神経外科学講座の小林辰也さんらの星細胞腫の進展における硫酸転移酵素GalNAc4S-6STの役割に関する論文PLoS One誌に掲載されました。(2013/1/17)
▼ 大学院生の酒井康弘さんがSociety for Glycobiology Travel Awardを受賞しました。(2012/9/7)
▼ 大学院生の大彌 歩さんらのワルチン腫瘍のリンパ性間質形成機序に関する論文Pathology誌に受理されました。(2012/8/30)
▼ 大学院生の丸山雅史さんらの自己免疫性膵炎における導管周囲性高内皮細静脈様血管の誘導に関する論文Pancreas誌に受理されました。(2012/4/4)
▼ 小林 聡さん、岡村卓磨さんが大学院生としてメンバーに加わりました。(2012/4/2)
▼ 大学院生の唐沢文寿さんがA4gntノックアウトマウスに関する論文で博士(医学)の学位を授与されました。(2012/3/31)
▼ 小林基弘講師らの慢性消化管炎症性疾患の病態形成に関与するリンパ球ホーミングシステムに関する総説Semin Immunopathol誌に受理されました。(2012/2/24)
▼ 大学院生の唐沢文寿さんらのA4gntノックアウトマウスに関する論文J Clin Invest誌に受理されました。(2012/2/7)
▼ 増本純也講師が平成24年1月16日付で愛媛大学プロテオ医学研究センター並びに愛媛大学大学院医学系研究科ゲノム病理学分野教授として栄転されました。(2012/1/16)
▼ 大学院生の藤原麻衣子さんらの硫酸転移酵素GlcNAc6ST-1に関する論文J Histochem Cytochem誌に受理されました。(2012/1/9)
▼ 大学院生の藤原麻衣子さんがSociety for Glycobiology Travel Awardを受賞しました。(2011/9/3)
▼ 大学院生の星野 瞳さんらのα4β7インテグリンヘテロ2量体IgGキメラに関する論文J Histochem Cytochem誌のFeatured Articleに選ばれました。(2011/5/28)
▼ 分子病理学講座のホームページをリニューアルしました。(2011/3/31)