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信州大学工学部 水環境・土木工学科

卒業生からのメッセージ

高木 茂知

(高木茂知技術士事務所 代表)
昭和52年学部卒
昭和54年大学院修了

精神的な基盤は、最も多感な時期にすごした 信州大学在学時代であるように思います

1979年(昭和54年)に入社以来、建設コンサルタント会社に勤務しております。主に河川・防災をテーマにした計画づくり、モノづくりに携わってきましたが、安全・安心な社会、活力ある豊かな社会をつくりあげるために、少しは貢献できたかなと感じています。その活動の精神的な基盤は、最も多感な時期にすごした松本・長野での信州大学在学時代であるように思います。松本からの雄大な北アルプスの姿、仲間と飲み歩いた権堂の街、朝霧の立つ裾花川を渡りながら研究室から下宿に戻った日のことなど、今でも松本時代の下宿の同期生とは交流を持ち、集まれば当時の話題に花が咲きます。これからの日本、さらに世界で活躍したいと願っている皆さん、激動の世の中においてCivil engineerの役割が大いに求められています。雄大な自然と温かい人たちの中で、これからの社会を担うための準備をされてはいかがですか。

栗林 一彦

(長野県)
昭和63年学部卒

青春時代を素晴らしいものに

信州大学で過ごした4年間の思い出は、硬式テニス部で朝に夕に暇さえあればボールを追い、部活以外の時間も部の仲間達と行動を共にしていたことですね。勉学でないところは反省すべきですが、当時の仲間とはいまだに親交があり、充実した4年間だったと自負しています。

現在、長野県建設部で道路行政に携わっています。地域の現状と課題を把握し、その解決のためにどこの道路を整備し、いかに効率的にメンテナンスするかをマネジメントする仕事です。土木技術者は、インフラ整備により地域をどのように変えていくかを考え、提案することができるとても魅力的な仕事だと思います。

信州大学は、自然に恵まれた美しい環境の中で、のびのびと学生生活を送れる素地があります。

勉学もよし、私のような勉学以外でもよしですが、「大学時代にこれだけはやった」というものを、そしていい仲間を、この時代に残してほしいと思います。

自由な時間と若い力を併せ持つ、すばらしい青春の時を信州の地で送ってみませんか。

酒井 大輔

(鹿島建設)
平成11年学部卒
平成13年大学院修了

この世に一つしかない「物」を造る喜びを 実感しています

2001年に入社して以来、設計、現場、入札対応など様々な業務に携わってきました。
建設業の魅力は、『地図に残り、長く存在する物』を造れることです。私は特に現場での施工に魅力を感じています。実際に物に触れ、汗をかきながら、作業員とともにみんなで構造物を造り上げる。この世に一つしかない『物』が完成したとき、その仕事に自分が携わったことは、大きな誇りであり、自信となります。子供の頃に作った模型ではなく、人々が暮らす街を造る。この雄大なスケールについて学び、そしてぜひ実感してください。

高橋 真

(住友金属鉱山)
平成14年学部卒
平成16年大学院修了

『土木』という、スケールの大きな仕事に やりがいを感じています

現在、国内の自社工場、関係会社工場、海外での鉱山開発も含めた土木・建築に関する設計・管理業務に携わっています。特に海外の鉱山開発では、工場建設はもちろんのこと、港造りから始まり、道路、発電所、街造りに至るまでのいわゆるインフラ全てを自分達で1から計画し、実際に建設するという『土木技術者』としての醍醐味を味わうことができます。このような非常に大きなスケールの仕事は『土木』以外の分野では中々経験することが出来ないのではないでしょうか。やりがいがある分・A大変なことも多いですが、今でも行き詰まった時には第2の故郷である信州の大自然の中の温泉に入って、美味しい蕎麦を食べて鋭気を養っています。皆さんもぜひ、大自然に囲まれた信州の地で雄大なスケールを持った『土木』について学んでみませんか?

田内 裕人

(和歌山大学)
平成20年学部卒

土木には、世界をより良い方向に変えていくチカラがあります

2004年に信州大学に入学して以来、土木に関する勉強を続けてきました。現在は、大学教員として働く中、水環境と洪水、災害後の復旧復興に関する研究を行っています。信州大学で土木について、たくさんの先生や仲間とともに学ぶ中で、身につけた知識を人々のために役立てたいと強く思うようになり、今に至ります。

気候変動による洪水の激化や水不足の深刻化、人口急増による水需要のひっ迫など、わたしたちは今、人々の命に係わる様々な課題に直面しています。こうした課題を一つ一つ解決しようとしたとき、信州大学の水環境・土木工学科で学ぶ知識が、必ず役に立つはずです。みなさんもぜひ、土木を学び、世界をより良い方向に変えていくチカラを身につけ、実践してください。

足立 真理

(東京都)
平成22年学部卒

信州大学で学べて本当によかったです

就職してからは、河川整備に関連する業務を担当しています。 今思えば、大学での土木の専門の勉強は、仕事で基礎となる貴重なものでした。信州大学はクラスの人数が少なく、先生方との距離も近く、勉強するのにはとてもよい環境が整っています。また、勉強以外でも大学では自由な時間が増えるため、いろいろなことにチャレンジできると思います。信州なので、もちろん、近くにはスキー場や温泉などがたくさんあります。都会と比べると街の雰囲気もゆったりしている気がします。そのような環境で4年間の大学生活を送れて、本当に良かったと思います。みなさんも、是非、大学時代を信州で過ごしてみませんか。