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理科教育ブログ

上級CST研修会 火山灰の観察法 Aタイプ理科研修講座27

2013.10.11 

担当された竹下欣宏先生からの報告です. 

2013731日に、塩尻西中学校と塩尻市洗馬の林道にて、上級CST講座「火山灰の観察法」を行いました。まず理科室にて、噴出源や噴出した年代など今回観察する火山灰の基礎知識を学んでから、野外に出て実物の観察を行いました。野外では、草かき鎌やスコップを使って、露頭表面をきれいに整えることからはじめました。次に、きれいに露出した火山灰の露頭を地質柱状図として記録し、お椀を使って火山灰を洗い、ルーペで鉱物を鑑定しました。

  

 layer1.jpg

スコップや草かき鎌を使って露頭の掃除をしているところです.

 

 

  

お椀を使って火山灰を洗っているところです Layer2.jpg

今回観察した主な火山灰は、貝塩上宝テフラPm-1APm-2APm-2BPm-3BPm-3Cそれに広域テフラである鬼界葛原テフラです。黒雲母や角閃石、輝石などの鉱物のほか、バブルウォール状の火山ガラスを観察することができました。 

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