昨日は、日本理科教育学会北陸支部大会に参加のため、新潟大学に行ってきました。

日本理科教育学会は年1回の全国大会が夏に行われていますが、各支部ごとの大会も年1回行われています。長野地区は北陸支部に属しています。会場は北陸支部にある国立大学が持ち回りで担当し、今年は新潟大学です。支部大会は1日の開催で、午前中から2部屋に分かれ、夕方まで行われています。発表件数は46件あり、活発な議論が行われました。信州大学の院生・学生の発表があり、頑張っていました。本学院生の発表の一つに、「台風の授業における防災教育プログラムの開発と防災意識の変化」という講演がありました、．2名の方から、「自分が災害に遭ったときどんなことをするのか。何を話し合うのか。そして授業の中でどのようなことを取り扱うと防災意識が高まるのか」「防災教育と自然災害を取り扱う理科教育の違いは何か」など質問がありました。昨年、東日本で大きな災害を受けましたが、理科教育の中で取りくまなけれなならない重要なテーマであると感じました。

　また、「生物と環境の関わり」を実感できる新教材の開発という発表がありました。総合と理科の合科的に扱う実践を通してその効果を調べたものでした。授業を丹念に調べ記録してあり児童の活動がよくわかりました。

来年は、11月に信州大学教育学部で開催される予定です。興味があればご参加ください。