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おおぐし じゅんじ

大串 潤児

日本史 准教授

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こんなことしています(授業など教育) ゼミの活動

北の大地へ 日本近現代史ゼミ2014春合宿 札幌・小樽 その2

研究会 北海道地域現代史と民衆

研究会参加者一同にて

  2014年3月18日、午後、北大文学部の教室をお借りして、「研究会 北海道地域現代史と民衆」を開催しました。   卒業論文で戦後アイヌ史を扱った岩渕さんの報告と、「札幌郷土を掘る会」の世話人で民衆史北海道連の事務局で活躍されている小松豊さんに報告を御願いしました。   岩渕さんの報告は、戦後直後の北海道アイヌ協会機関誌『北の光』をていねいに読解していくもので、敗戦直後のアイヌ「民族意識」、「解放」と「同化」のせめぎあいの様子を提示したものでした。   小松さんの報告=「民衆史掘り起こし運動とは-タコ部屋は1級の秘密」は、①北海道労働史・民衆史における不可欠の論点である「タコ部屋労働」を素材にしつつ、地域で民衆史の掘り起こしを行うことの意義をこれまでの北海道民衆史運動の経過のなかから、ご自身の体験談もふくめて語ったものでした。   地域現代史、それも「隠された歴史」を、市民自身が「掘り起こして」いくことの意義と困難について、現代史を勉強する学生達も考えるところがあったと思います。      民衆史運動における「語りつぐ視点」の意義や、「格差社会」「ブラック企業」「派遣」といった今の学生にも切実な課題から民衆史運動を捉え直す必要、など多くのことを学ばせてもらいました。   北大の学生や大学院生、生活記録運動研究の辻智子さん、また一般の市民も参加されて、日本近現代史ゼミのわくをこえて30数人が参加する大きな研究会となりました。   懇親会でも有意義なお話しが出来たと思います。 ※会場の手配やレジュメの印刷など事務的な面で文学部・白木沢旭児さん、大学院生(信州大学の卒業生でもあります)和田さん、幹事(?)の中川さん、懇親会で楽しい話しをしてくれた前田さん、その他、北大の皆様に御礼申し上げます。

K.マルクス『資本論』初版本

  2014年3月19日、昨晩の疲れもありますので、午前中はお土産、海鮮丼を食べたりなど自由時間。札幌場外市場近くの海鮮市場で時間を過ごしました。   午後、小樽に向けて出発。1時間ほどで小樽商科大学に到着。   新装なった小樽商科大学図書館の貴重図書資料室を見学しました。   日本にはわずかしか存在しないK.マルクス『資本論』初版本や、A.スミス『諸国民の富』初版本、小林多喜二関連など貴重なコレクションを見ることが出来ました。

小樽商科大学の歴史

展示 小樽高商と戦争

  続いて、小樽商科大学史料室。   小樽商業高等専門学校いらいの商科大学の歴史を展示してある史料室です。   商科大学の学生達と小樽の街の文化、学生たちの卒論、ゼミナールのあり方やカリキュラム、寮生活、商科大学の学問、小樽高商と戦争、小林多喜二と伊藤整など興味深い展示がされていました。   大学の歴史を展示することの一つの試みとしてたいへん参考になりました。      ちなみに、小樽商科大学の歴史研究者といえば阿部謹也(『ハーメルンの笛吹き男』の著者、ドイツ中世史)ですが、彼の『北の街にて』(講談社1997)はたいへん面白い1冊です。   あまり知られていませんが、大熊信行も小樽高商にいました。 ※写真集・図録 『北に一星あり』をご寄贈して戴きました。付属図書館の梅津さんほか関係各位に御礼申し上げます。

さようなら 北の大地

夕暮れの小樽運河にて

  小樽の夜は、お寿司。「魚真」で最後の夜を楽しみました。   2014年3月19日、ニシン御殿(青山別邸)・日本郵船小樽支社建物(重要文化財)を見て新千歳に向かいます。   よく晴れて、銭函の海岸からは石狩湾がきれいにみえました。   低気圧が近づくなか雪が舞い始めました。15:00のADO26便で羽田へ。札幌、セントレア、伊丹、それぞれ、みんな無事に帰宅しました。 ※合宿係として事務をとってくれた小野さん、石倉さんありがとうございました。 ※トラブルつづきしたが浅田くんお疲れさま。 ※素人演芸会の企画運営にあたって桑島さんはじめ3年生の皆様、ありがとうございました。 ※この合宿には人文学部後援会から補助金を戴きました。記して御礼申し上げます。

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