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おおぐし じゅんじ

大串 潤児

歴史学 教授

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こんなことしています(研究) ゼミの活動

旧穂高町・有明村役場文書調査(2)

有明村役場文書整理

穂高会館旧図書館に移動した有明村文書

  2012年1月の調査・整理(目録づくり)に引き続いて、安曇野市役所所蔵「旧穂高町・有明村文書」の調査を、11月23日に実施しました(前回の様子はリンク先をごらん下さい)。   前回は穂高会館近くの倉庫2Fに置かれていた文書群も、市役所の皆さんによって穂高会館内(旧・穂高図書館あと)に移動してありました。   11月に実施したことにもよるのでしょうが、なかなか暖かい室内での作業でした。   私どもが作成中の目録とは若干、ズレがあって、後ほど対照表を作らなくては成りませんが、市役所の皆さんの手により目録が整備されつつあります。   とはいえ、安曇野市との共同研究、学生にとっては文書整理・目録化のより実習ともなりました。

安曇野文化をささえるもの

  今回の目録整理は、主として戦後の部分が中心でした。もちろん、前回からの継続部分である明治期の会議録や土地関係のものも引き続き作業中です。   安曇野市をふくむ地域は、戦後長野県いおいても公民館活動が盛んな地域の1つでした。しかし、下伊那郡、飯田市、長野市、松本市、塩尻市、駒ヶ根市などのようにまとまった公民館(運動・活動)史はまとめられていません。   『南安曇郡公民館活動史』がかつてまとめられていますが、本格的には今後の課題でしょう。しかし、この穂高・有明村役場文書には、戦前の青年団(穂高町・南安曇連青)をはじめ、青年学級・母親学級・文化サークル関連をはじめ公民館活動の記録が充実しています。   現在の安曇野市をささえる市民・文化活動の原点をみるような気がします。 ☆今回も東京から佐久間俊明さんがかけつけてくれました。懇親会は松本の沖縄料理店で盛り上がりました。

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