教員紹介

いいおか しろう

飯岡 詩朗

英米文学 准教授

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シラバス 授業関連 英米文化講読(2007-)

シラバス:英米文化講読X[2007年度]

【講義期間】後期
【曜日・時限】金曜・3時限
【授業形態】演習

【授業のねらい】
黒澤明の主に絶頂期の作品——『羅生門』(1950年)『生きる』(1952年)『七人の侍』(1954年)——について書かれた英語圏の論文を精読しながら、作品研究の論文の読み方、書き方を修得することをねらいとします。
同時に、黒澤明をめぐる日本語における議論と英語圏における議論を比較しながら、英語圏の観客、批評家、映画研究者が、黒澤明や黒澤作品に何を見ようとしたのかを考えていきます。

 

kodoku_x.jpg【授業の概要】
毎回担当者を決め、論文を精読していきます。
担当者は、単に論文を精確に読み解くだけでなく、書き手がどのように議論を組み立てているのかを批判的に分析し、問題提起をしてもらいます。
その問題提起を受けてディスカッションを行います。

 

【授業計画】
以下のスケジュールを予定しています。(変更することもあります。)

第1週:ガイダンス
第2-3週:Mitsuhiro Yoshimoto. "Kurosawa Criticism and the Name of the Author."
第4-6週:『羅生門』論
第7-9週:『生きる』論
第10-12週:『七人の侍』論
第13-14週:黒澤明研究の現在
第15週:まとめ

【成績評価の方法】
毎回の発表・報告とディスカッションへの参加の度合いなどで総合的に評価します。

【履修上の注意】
初回に授業の進め方を説明しますので、履修希望者は初回の授業にかならず出席してください。
発表・報告担当者以外も毎回の予習が必須なのは言うまでもありませんが、授業内で自分の考えを述べられるように、参考文献なども積極的に読み進めてください。
授業内で作品をまるまる鑑賞するようなことはしませんので、授業時間外でかならず繰り返し鑑賞してください。
授業時間外に黒澤作品をできるだけ多く鑑賞するよう努力してください。

【教科書】
Mitsuhiro Yoshimoto. Kurosawa: Film Studies and Japanese Cinema. (Duke University Press, 2000)
北野圭介『日本映画はアメリカでどう観られてきたか』(平凡社, 2005年)

【参考書】
James Goodwin. Akira Kurosawa and Intertextual Cinema. (Johns Hopkins University Press, 1994)
長谷正人・中村秀之編『映画の政治学』(青弓社, 2003年)
樋口尚文『黒澤明の映画術』(筑摩書房, 1999年)
中村秀之「ポスト占領期黒澤明論」(『思想』2005年12月号)
Stephen Prince. The Warrior's Camera: The Cinema of Akira Kurosawa. (Princeton University Press, 1999)
ドナルド・リチー『黒澤明の映画 増補版』(社会思想社, 1993年)
Donald Richie, ed. Rashomon: Akira Kurosawa, Director. (Rutgers University Press, 1987)
佐藤忠男『黒澤明作品解題』(岩波書店, 2002年)

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