Q&A

仏文Q&A

以下にフランス文学分野によく寄せられる質問とその答えを紹介します。

 

Q1. フランス文学はあまり読んだことがないですが,だいじょうぶでしょうか?
A: 最初の2年間は主に基礎的なフランス語の運用能力の習得に重点をおいて教育するので,まだフランス文学に親しんでいない学生であっても,フランス文化やフ ランス語やフランスという国に興味がある学生なら大歓迎です。当分野では幅広くフランスの言語文化について学んでいきますが,文学作品についても少しずつ 知識を増やしていけるようカリキュラムが組まれています。

 

Q2. フランス語を1年のとき履修していなかったのですが,仏文に入れてもらえるでしょうか?
A: もちろん1年のときにフランス語を履修していることが望ましいですが,ほとんどの学生にとってフランス語は大学ではじめて学ぶ外国語なので,共通教育の外 国語として1年間履修したとしても,実力はそれほどついているわけではありません。仏文に入りたいと思うなら,履修していなくても春休みなどにNHK教育 のフランス語講座などで少し触れておいてもらえれば,問題ありません。本格的な勉強は2年次に仏文に進級してからになります。頑張ればすぐに挽回すること も可能です。

 

Q3. フランスに留学したいんですが,できますか?
A: 現在,信洲大学とフランスのラ・ロッシェル大学との間で学術交流協定が結ばれていて,それに基づいて交換留学の制度があります。毎年2名までラ・ ロッシェル大学へ派遣留学生として留学することが可能です。ただし,仏検3級以上の合格が条件です。希望者が多い場合は,選抜試験を課すこともあります。 留学を本当に希望するなら,自分が向こうでなにを勉強したいのかを明確につかんでおくことが必要です。向こうでの授業料や検定料は免除され,学生寮への入 居も可能です。取得した単位は人文学部の単位として認定されます。本学部に在学したまま留学することが条件です。
その他,ベルギーのルーヴェン・カトリック大学との間にも学術交流協定があり,一生懸命努力すればそちらの大学への留学も可能です(やはり毎年2名ま で)。いずれにしても,留学を希望する場合は,かなりのフランス語力を身につけておいてほしいものです。逆に言うと,それが勉強の大きな目標ともなります。

 

Q4. 先輩はどのようなところに就職してますか?
A: フランス語を活かせるような職につくのはかなり難しいです。大体は他分野の卒業生と同じで,一般の会社や公務員等になっています。研究を継続したけ れば大学院への進学という道もあります。実際何名かの卒業生は本学部の上にある信州大学人文科学研究科やドクターコースのある他大学の大学院へ進学してい ます。少数ながら,多少の回り道をしてはいるものの,自分のやりたい職業についた人もいます。例えば,国際関係リサーチセンター21というフランス留学を 斡旋する会社のパリ支店に就職したり,エス・ビー・エイ株式会社というフランスのコンサルティング会社の東京支店に就職した人もいます。その他,最近の就 職先としては,北国新聞社,イプサ,サイビス,名港海運,ライトオン,飯田信用金庫,ジャパンインポートシステム,平安閣,明治安田生命,日本生 命,JTBルック海外旅行部,読売旅行,ちひろ美術館,キッセイコムテック,システックス,群馬県太田市役所等の地方公務員などです。

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