【英語学分野】よくある質問

【英語学ゼミ】 卒論の判定基準は何ですか?

卒論にむけて ー卒論の判定基準-ani_f04.gifani_f04.gif

 

 

 

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言語学・英語学分野では、卒業論文作成を学部教育の集大成として捉えており、実践知の獲得は卒論作成過程で自然になされるようプログラムされている。

 

卒論を書くことを通して、人文学部が謳うところの実践知、細分して次の6つの力を付けてほしいと願っている。

1.思索力
当たり前とされている事実を問い直すことから卒論のテーマ設定が始まる。

2.批判力
先行研究を批判的に理解しているプロセスによってテーマを絞り込んでいく。

3.開拓力
先行研究を理解し、その小さな一部でも開拓力創造的に発展させることを卒論段階での目標としている。

4.メディアリテラシー・コミュニケートリテラシー
演習や年二回の卒論中間発表会でパワーポイントの使用を義務付けている。また学生同士でプレゼンの採点をしているが、その評価軸は「分かりやすさ」としている。

5.外国語能力
英語学分野では授業を英語で行っている。言語学分野では日本語を対象とする学生が多いが、その場合でも英語から見た日本語という視点を強調した指導をして いる。両分野とも、基本的文献は英語であることが多い 。また、両分野とも 卒業までにTOEIC600レベルをクリアすることを義務付けている。(2003年度新入生より650点)

6.企画構想力
卒論作成を一つのプロジェクトとして捉えさせるよう意識し、企画構想力て指導している

 

卒論の合否は、上の6点を修得したかどうかが判定基準となるが、言い換えると以下の6点が判定基準といえよう。

<卒業論文判定基準>

1.論文英語の表現力。

2.問題提起の妥当性。

3.関連分野における先行研究の習熟度。

4.論文の展開を支えるデータの妥当性。

5.論文の独創性。

6.論文の関連分野に対する貢献度。

 

中でも、1の英語による論文を書くに足る能力を習得したかを判断するために、
・TOEICの成績を最低650点とったこと、
・Oralを合計6単位以上習得したこと
・ラボラトリーの単位を習得したこと
上の3点を満たすことで、この点は満たしているという判断を下す。
(この3点については進級時に約束致しました)(詳しくは言語学・英語学の掟を参照)

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