4. よくある質問 FAQ

【英米文学系】よくある質問(1)

*主に1年次生からの進級分野を決めるときに「よくある質問」をまとめてあります。「よくある質問(2)」も合わせてご覧ください。

Q.英語が得意でないと進級できませんか?
Q.英語が上達しますか? TOEICに役立ちますか?
Q.「英語学系」で学ぶことと「英米文学系」で学ぶことの違いはなんですか?
Q.「英米文学系」は「英語学系」より「ラク」ってホントですか?
Q.英米文学や映画に興味がないとダメですか?
Q.本をたくさん読んだり、映画をたくさん見ないとダメですか?
* * *
Q.英語が得意でないと進級できませんか?

もちろん、程度によるのですが、「得意」である必要は必ずしもありません。
ただし、英語の文章を読むこと、台詞が英語の映画を見ることが常に求められます(英語に接している時間が長くなります)から、英語が「嫌い」な人、英語に接するのが「苦痛」な人は向いていないでしょう。

Q.英語が上達しますか? TOEICに役立ちますか?

英米文学系で学べば、必然的に英語を読む量、英語に接する機会は増えますから、まじめに取り組んでいれば、「力」がつかないはずがありません。
そうした力がTOEICなどの英語試験に挑む上での土台になるのはいうまでもないでしょう。また、ネイティヴ・スピーカーの教員による授業も多数用意されています。

Q.「英語学系」で学ぶことと「英米文学系」で学ぶことの違いはなんですか?

「英語の分野」ということでひとくくりにしている人も多いかもしれませんが、英語学系と英米文学系では学ぶことに大きな違いがあります。
すこし乱暴にまとめれば、次のように言えるでしょう。英語学系では、「英語という言語(の仕組みや歴史)を英語で」学びます。これに対して、英米文学系では、「英米の文学や映画を中心とした文化を英語で」学びます。
「英語学系」と「英米文学系」はかつて別々の分野でしたが、現在は1つの分野となっていますので、進級後、「英語学系」から「英米文学系」へ、「英米文 学系」と「英語学系」への専攻の変更はもちろん可能ですが、進級面接までにどちらを専攻したい(中心に学びたい)かは考えておいてください。

Q.「英米文学系」は「英語学系」より「ラク」ってホントですか?

「ラク」かどうかはとらえる人次第でしょう。事実は以下の通りです。
まず、卒業までに英文学、米文学、英米映像文化の3つのゼミ(演習)を1年度以上(前期・後期分)履修しなければなりません。基本的に、2年次に3つのゼミ(演習)を履修することを推奨しています。これは、卒業論文で扱うテーマを明確にするためでもあります。
そのため、必然的に読まなければならない英語の量は多くなります。しかも文学作品や、文学や映画について書かれた批評など、大学1年時までに触れてきたものよりは難しい文章を読むことになりますから、予習は(当たり前ですが)必須となります。
また、映画のゼミ(英米映像文化演習)では、授業時間内で映画を見ることもありますが、授業時間まるまる映画を見るようなことはありません。通常、授業で取り上げる映画は、DVDなどで授業前に見ておく必要があります。
いうまでもありませんが、すべてのゼミで発表が求められます。英語学系のように英語での発表やPowerPointを用いた発表は必須ではありませんが、それ相応の文献を読みこなした上で発表をしなければなりません。

Q.英米文学や映画に興味がないとダメですか?

進級時に「こんな研究がしたい!」という作品や作家ないし監督、あるいはテーマが決まっていなくてもかまいません。
ただし、英米(英語圏)の文学や映画に興味がないという人は向いていないでしょう。また国や使用言語を問わず文学や映画、音楽や美術など文化全般に興味がないという人は向いていないでしょう。

Q.本をたくさん読んだり、映画をたくさん見ないとダメですか?

英語学・英米文学に進級し、英米文学系を専攻すれば(中心に学ぶことになれば)イヤでもそういう機会が増えることになります。
ですから、どんな分野でも同じですが、「部活やサークル、バイトが忙しくて、そんなに本を読んだり、映画を見たりすることに時間を費やせない(費やしたくない)」という人は向いていないでしょう。

ページの先頭へもどる