活動記録

長野版アートゲーム体験

まずは講義形式で。土屋さんのお話をうかがいます。

はやいもので、芸術コミュニケーション講座ワークショップ・ゼミも今日(1月28日)で最終回。特別ゲストに長野県信濃美術館の学芸員・土屋宏美さんをお招きしました。美術館のこと、教育普及活動の実践など、とても興味深いお話をうかがいました。信州大学附属病院にも定期的にお越しになり、ワークショップ的な活動をされているとのこと。知らなかった…。ほんとうに幅広いお仕事ぶりです。

ゲームの装いで、実は作品解釈のレッスンでもある。

授業の後半は「長野版アートゲーム」体験。要するに県内の美術作品をまとめたカルタなのですが、これがよくできている!クールな大学生もはしゃぐ楽しさ。なかなか深みのある心理ゲームの様相も呈していて、もちろん作品解釈もひたすら広がります。

参加者36名。大人数のゼミも楽しい。

ゲーム後、意見交換。話はおのずと美術館の役割、美術の意義へ。信濃美術館を、そして県内外のたくさんの美術館を楽しめる、そして応援できる、そんなわたしたちでありたいね、というムードで、授業は幕。そして1年間のゼミも終了。制作とも理論歴史研究ともちがう、もちろんマネージメントという言葉でもくくれない、芸術とのつきあい方、芸術を介した人とのつながり方について、学び、感じてくれたと思います。1年間ありがとう。そして、土屋さん、しめくくりにふさわしい貴重な時間をありがとうございました。(金井)

ページの先頭へもどる