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1月20日(火) 「森林分野における最先端レーザー研究" Excellent Laser scanning Research for Forestry "」山岳科学研究所国際シンポジウム

14年12月25日

 山岳科学研究所主催で本年5月に大学間協定を結んだ国立フィンランド測地研究所(FGI:Finnish Geodetic Institute)と、「森林分野における最先端レーザー研究" “Excellent Laser scanning Research for Forestry”」国際シンポジウムを1月20日(火)に開催します。
 山岳科学研究所は、国際山岳連携研究室と5研究部門からなり、研究の骨太の柱は部門間を融合する三次元レーザーのセンシング研究です。当該分野の世界的権威である最先端レーザー研究所(Center of Excellence of Laser Scanning)のJuha Hyyppa 所長と、最先端レーザー研究所の親組織である国立フィンランド測地研究所(FGI:Finnish Geodetic Institute)のDr. Jarkko Koskinen所長を招き、国際シンポジウムと特別講義を行う予定です。

 レーザー研究は、詳細な三次元計測が可能であり、山岳地形、森林、雪氷、河床、建物、人工構造物や車を対象に、スキャニングセンサーと搭載するUAVなどのプラットフォーム、自動計測ロボティクスと融合した最先端分野の研究領域です。航空機や人工衛星からのレーザー計測(LiDAR)、地上レーザースキャナー(TLS)、車体や無人ラジコンヘリ(UAV)や歩行する人間に搭載するモバイルレーザースキャナー(MLS)など応用範囲が急速に広がっています。
人工衛星や航空機の光学センサ、多波長(ハイパー)センサ、人工衛星レーダー(SAR)に関して研究実績のある加藤正人教授のチームがFGIとの具体的な国際共同研究活動について、地上、UAV,航空機での研究成果を報告します。新技術のレーザー研究を加えることで、分野融合により新たなイノベーション創出につなげる考えです。 今後、信州大学が目指す、特色を生かした世界的な研究拠点づくりとグローバル人材育成に力を入れていきます。