信大環境レポート
AQUA SOCIAL FESに参加しました
2015年07月24日（金） [活動報告]
7月4日(土)に諏訪湖で行われたAQUA SOCIAL FESに参加しました。「 AQUA SOCIAL FES」とは、小型船に乗って、水草ヒシを回収するイベントです。水草のヒシは、諏訪湖で異常繁茂し、水質汚濁の原因の一つにもなっています。実際に、ヒシは諏訪湖に流れる川に、よく繁茂していました。ヒシについての事前講習により、諏訪湖の水質問題についてもしっかりと学ぶことができました。ヒシは浮いていて、簡単に回収出来そうだと思いましたが、意外に根っこが深く生えていて、力を入れなければ回収出来ませんでした。私は、あまり濡れませんでしたが、他の参加者は、ずぶ濡れになりながらもヒシ取りに励んでいました。曇り空で気温も低かったですが、とても気持ち良かったです。
今回の活動で、 ヒシを約5トン除去することが出来ました。かなり多くの人が参加していましたが、短時間でこれだけ多くのヒシが取れたことに驚きました。参加者の多くは、中高年の方でしたが、岡谷工業高校の科学部が研究の一環としても参加していました。やはり、中高年の環境活動の参加も大切ですが、私達、若い世代の参加も必要だと思います。多くの人が意欲を持って環境活動を行うことで、小さな渦が大きな渦になるように、より環境に適した社会になると思います。企業が積極的に環境活動を推進することで、大規模な活動ができました。個人では、このような大規模な運営、企画が難しいので、ぜひ今後も継続して頂きたいです。まだまだ、諏訪湖にはヒシが異常繁茂していて、ヒシによる貧酸素化で魚が住みにくく、漁獲量が減っています。私達はこのイベントに参加しただけで、環境活動を終わりにしてはいけないと思います。私達自身の生活を見直し、環境貢献をし続けることが必要であると思います。
(松本キャンパス環境ISO学生委員会工学部1年 狩野貴彦)
