信州大学
文部科学省 社会システム改革と研究開発の一体的推進 採択事業
地域再生人材創出拠点の形成
信州・諏訪圏精密工業の活性化人材の養成
 信州大学では諏訪圏域において、平成18年度より経済産業省の産学連携製造中核人材事業「諏訪圏における超微細加工活用人材育成コースの構築」の予算で、大学院修士課程専門職コースのカリキュラム開発と実証講義を行ってきた。
この事業の自立化事業として、平成20年度に正式な修士課程(機械システム工学専攻微細加工技術者育成コース;専門職コース)を諏訪サテライトオフィス(テクノプラザおかや)で開講するに至っており、信州大学大学院工学系研究科専門職コースとして自立化している。
さらに、平成20年度には経済産業省 平成20年度地域企業立地促進等事業費補助金「諏訪地域超微細加工産業活性化人材養成等事業」により地域及び企業のニーズを把握するために諏訪圏の企業や諏訪地域6市町村等から構成される「ニーズ調査委員会」を設置し、多様な分野の関係者からの意見を集め、修士課程準備コース・修士課程コースの状況、博士課程コースの方向性を中心に、今後の諏訪圏における必要な技術や知識及び今後の産業の方向性(将来像)、博士課程の具体化のための議論を行ってきた。

さらに、信州大学は2003年(平成15年)4月に社会科学系と理工系の本格的な連携の具体的な実践のモデルとして全国に先駆けて、社会人を対象とする大学院イノベーション・マネジメント専攻(経営大学院)を開設し、日本全国から大学院生を迎え入れた。2007年(平成19年)4月に飯田市に信州大学大学院工学系研究科電気電子工学専攻修士課程「精密機器制御システム技術者育成コース」および塩尻市に情報工学専攻修士課程「組込システム技術者育成コース」を開講している。2008年(平成20年)4月には長野市に物質工学専攻・環境機能工学専攻修士課程「食品科学コース」を開講した。
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