募集要項

公募の概要(本事業の実施期間は2007〜2011年度の期間です)

信州大学総合工学系研究科は、文部科学省の「若手研究者の自立的研究環境整備促進」プログラムにより、上田キャンパスで研究に取り組む若手研究者を募集します。本募集は通常の公募とは異なり、次のような特長があります。

  • 国際的に活躍する若手研究者の育成を目指し、優秀な研究者を国際公募で募ります。
  • 教員はテニュアトラック助教として採用されます。(下記参照)
  • 本取組で採用された研究者は「ファイバーナノテク国際若手研究者育成拠点」に所属し、自立的な研究環境でのなかで自己の研究テーマに取り組みます。

  • 特定の教員の下で研究に従事することはなく、独立して研究に取り組む研究環境が保証されます。採用後は他の教員・研究者との協働的な研究取組が強く推奨されます。
  • 研究を支援するために2010年度600万円程度、2011年度300万円程度の研究費支給を予定しています。 (支給額は研究分野によって変わります)
  • 国際的研究活動を支援するため、国際学会等への海外調査研究旅費が支給されます。
  • ティーチングの経験を積むため、若干の教育活動(年2科目)が求められます。

テニュアトラックとは
本公募により採用される助教には2015年3月までの任期が付されます。この期間は、優れた研究者・教員への準備期間として位置づけられ、専門分野における研究、教育の経験を積みます。4年後にテニュア審査が行われ、合格後はテニュア教員(定年65歳)に採用されます。合格者数に制限はありません。テニュア後の職位は原則として准教授です。また、2年半後の中間評価においてとくに優れた評価を得た研究者は、任期終了を待たずテニュア付き准教授に採用されることがあります。