研究開発課題
RESEARCH & DEVELOPMENT

課題04

バイタルサイン組み込み型装着型デバイス研究

研究代表者:石澤広明 (信州大学 国際ファイバー工学研究拠点 教授)
参画機関:信州大学、東北大学流体科学研究所、帝人フロンティア株式会社

研究概要

脈拍,体温,呼吸数,血圧,血糖値,心理ストレス変化など多様なバイタルサインを常時簡便に非侵襲で測定できる身体親和型センサシステムの基盤技術の確立を目指します。まず、光ファイバーを用いた多機能バイタルサインのセンサ技術について、検知機序を解明したうえでセンサシステムの最適化を図ります。さらに,小型可搬センサデバイスを開発し、拘束感なく装着できる繊維製品やウェアラブルデバイスを実現します。この装着型デバイスの広範囲な被験者による装着試験等を実施し、新規性能、有用性、安定性を実証します。これらにより、簡便に自らの健康状態を総合的に管理できるヘルスケアシステムを提案し、幅広い用途開発を進めるとともに、埋め込み型・装着型デバイスへの適用や医療診断支援技術への展開を試みます。

研究代表者の挨拶

多種バイタルサインのセンサ技術およびセンサ部・検出部の超小型化技術の基礎的知見を確立し、各種デバイスのモニタリング・制御デバイスに展開し、生体埋込型・装着型デバイスシステムへの統合を目指します。

図 バイタルサイン組込み型装着型デバイス研究の概要
図 バイタルサイン組込み型装着型デバイス研究の概要