研究開発課題
RESEARCH & DEVELOPMENT

課題11

医療用ウェアラブル発汗計の研究開発

研究代表者:小林 正義(信州大学 医学部保健学科 教授)
参画機関:信州大学、株式会社スキノス

研究概要

医療用グレードに対応でき、かつ、ストレスに関係し"手に汗握る"と表現される手のひらの発汗(精神性発汗)を高度に測定可能な、医療用ウェアラブル発汗計を開発することで、従来の発汗異常はもとより、認知症などの早期発見や病態評価に資する世界初の医療機器を開発する。

研究代表者の挨拶

換気カプセル型発汗計は、神経疾患に伴う発汗障害の評価技術として保険適応された、信頼性の高い唯一の発汗評価技術です。
本研究で発汗計測技術のウェアラブル化ができれば、仕事や家事、運動、その他日常生活のあらゆる場面で発汗状態を評価できるようになり、従来の発汗異常はもとより、認知機能低下の早期発見や病態評価等が可能となります。皆が安心して生活できる社会の実現に貢献することが期待されます。