FOR COMPANIES

100年企業を目指す経営者の方へ

100年企業とは

企業の存在意義は顧客のニーズを満たすことであり、事業活動によって地域経済発展へ貢献することです。日本は世界に類を見ない長寿企業大国であり、全国に創業100年を超える企業が2万5千社あると言われており、持続的に地域経済を支えています。しかしながら、日本の少子高齢化、グローバル競争の激化、およびIoTやAIなどの急速な技術革新が進む中、これからの100年を生き抜くためのハードルは極めて高くなっていると考えます。
信州100年企業創出プログラムは、今後の信州地域経済の持続的発展を牽引する企業を創出するものです。100年企業とは短期的サイクルでさまざまな経営課題を解決しつつ、常に長期的視点で経営を捉え、社会のニーズ変化を先取り・追従していく企業であると考えています。すなわち、長期的な社会変化や産業構造変化のシナリオを考え、イノベーションを起こし続ける企業であると定義しています。

信州100年企業創出プログラムとは

次のステージへの成長・拡大を目指す長野県内の中小企業と首都圏に集まる新たな働き方・チャレンジを望む中核人材を発掘・マッチングし、当該企業の課題解決を通じて、長野県の次代を担う「100年企業」創出を目指す、新しい地域活性化事業です。

信州100年企業創出プログラムとは

スケジュール

参加申込後のフロー

参加申込後のフロー

プログラム参画メリット

  • 生産性の向上など目前の課題解決と将来に向けた
    「経営(稼ぎ方)変革」の方向性を構築します。
  • 経営者や従業員の方が、大学プログラムに参加することで、
    新たな学びを得ることができます。
  • 社内メンバーと研究員が共に課題に取り組むことで、
    社内メンバーの成長につながります。
  • プログラム終了後、研究員との継続的な協働
    (採用、業務委託契約等)につながる可能性があります。
  • 大学と関係が深まることで、学生への周知につながり、
    新卒採用増加の可能性があります。

研究員のイメージ

企画・営業・技術等各方面における専門性の高い人材であり、
現在、首都圏の企業で働いているが、
地方での新しい働き方やキャリア形成を志向する人材

各企業へ派遣する研究員は、本プログラムの大学教員、
人材マッチングの専門機関である(株)日本人材機構等が審査・選考を行い、
最適な人材をご紹介いたします。

平成30年度の企業と研究員の
マッチング事例

他にはどんな人材?

  • 経営企画・事業企画人材

    [略歴]経営コンサル会社→人事コンサル会社→IT系企業4社経営(4社全てで黒字化、企業再生に成功。うち2社は会社立ち上げを一人で実行)

    [経験・スキル・ノウハウ]戦略策定実行(企画立案→実行→黒字運用)実績面としては、年間4億円の赤字を1億の黒字へ。4社での経営経験があり、事業立ち上げ、事業再生の2ステージでの経営経験あり。

  • 製品・商品研究開発人材

    [略歴]大手化学メーカー→大手化学メーカー子会社(常務取締役)→フリーランス、技術アドバイザー(シリコーン、ポリマーの研究開発社)

    [経験・スキル・ノウハウ]素材の研究開発に特化(著書、専門誌への寄稿、特許保有)。

    ■研究開発事例
    (1)有機ELディスプレイ (2)液晶向け保護フィルム (3)携帯電話のボタン (4)金型には張り付かず、樹脂には付く、ジョイント新素材(フッ素とシリコン)

    実績面では、ジョイント新素材を使った新製品が自動社メーカー、航空機メーカーへの納入となり、年間数十億の売上に貢献。

  • 海外戦略・販路開拓人材

    [略歴]中堅専門商社 海外営業企画部 部長
    自動車部品を中心とした、国内サプライヤー商材の海外販売を20年以上担当

    [経験・スキル・ノウハウ]中国、タイ、シンガポールでの駐在員経験を融資、現地ディストリビューターとのネットワークが豊富。生産拠点移転、海外販売チャンネル開拓に強みをもつ。

  • 生産管理強化・革新人材

    [略歴]大手機会メーカー 生産技術部 部長

    [経験・スキル・ノウハウ]工作機械メーカーの生産技術部にて、製造ラインの工程設計、製造設備開発、製品品質改善などの業務に長年従事。製造設備メーカーとのネットワークが豊富。生産革新、工場のIOT化による稼働率向上、原価低減に強みをもつ。

担当教員の紹介

  • 中嶋聞多

    中嶋 聞多(なかじま もんた)

    信州大学 特任教授/地域活性学会 会長

    [略歴]大阪大学工学部卒、慶応義塾大学大学院文学研究科修了。専門はまちづくり。特に地域活性化のためのまちづくり構想を得意とする。信州大学人文教授・学長補佐、事業構想大学院大学研究課長・副学長等を歴任。

  • 林 靖人

    林 靖人(はやし やすと)

    信州大学 学術研究院/総合人間科学系 教授(博士:学術、専門社会調査士)

    [略歴]信州大学大学院総合工学系研究科修了。専門は感性情報学であり、ブランドを研究テーマとする。大学発ベンチャーでの経験(新規事業創出等)を活かし、現在、信州大学の産学官連携やキャリア教育、地域貢献活動を担当。

  • 北村 大治

    北村 大治(きたむら だいじ)

    信州大学 特任准教授/特定非営利法人SCOP 主席研究員/㈱Social Arts Consulting 代表取締役

    [略歴]信州大学繊維学部卒、同大学院イノベーションマネジメント修了。地方自治体・地域公共機関への政策提言、政策策定の経験が豊富。中小企業支援機関勤務、SCOP専務理事の経験より、地域企業のコンサルにも強みをもつ。

  • 山本 美樹夫

    山本 美樹夫(やまもと みきお)

    信州大学 特任教授/㈱日本人材機構 顧問/㈱A・Tカーニー 元プリンシパル

    [略歴]東京工業大学金属工学科卒、総合理工学研究科修士課程修了。シカゴ大学経営学修士課程修了。専門は企業コンサルティング。19年間の大手コンサル会社勤務・自身での起業・ベンチャー企業支援等の経験から、大企業~創業企業まで幅広く、企業支援が可能。

〔お知らせ〕2021年7月サイトリニューアルいたします。