先鋭材料研究所
野口研究室

ナノカーボン・ナノセルロースの
ナノコンポジットは未来社会を変える!
先鋭材料研究所野口研究室

ナノコンポジットの理論解明と実用化

カーボンナノチューブなどのナノカーボン、およびナノセルロースなどのナノファイバーを高分子と複合化し、高分子材料を高性能化、新機能の発現を目指す。ナノサイズ効果の獲得である。
高性能化、新機能発現のメカニズムを解明し、提唱しているセルレーション理論を完成、体系を構築する。
さらに、この原理を用い、連携企業と協力して新商品を開発し、世に送り出す。実用化の際の技術データを統計化し連携企業に提供して商品化を促進する。

野口研究室について

ナノファイバーは極めて凝集性が高く、凝集してしまえば異物が混在する不良なコンポジットになってしまう。これを阻止して複合化する技術が弾性混練法である。弾性混練法は、2004年に初めて成功し、Alに適用したのが始まりである。その後、ゴム類、硬質の樹脂類に展開し、現在は、高分子材料全般を中心に新しいナノコンポジット材料を開発している。
弾性混練法は、ナノファイバーとマトリックス高分子の相互作用、高分子の粘度、これら複合物の弾性復元力を最大限利用して混練する方法である。
2010年頃にカーボンナノチューブと高分子が織りなすナノ空間の制御技術、機能化のメカニズムとしてセルレーションモデルを提唱した。2014年からセルロースナノファイバーの複合化実験を開始し、弾性混練法を基礎として、二段階弾性混練法、そして一般的に用いることができるCWSolid法を開発した。
これらのナノファイバーと複合化したナノコンポジット材料を、連携する企業と実用化に取り組んでいる。

ナノカーボングループ

遠藤守信特別特任教授が創生したカーボン科学研究所(先鋭材料研究所の前身)の常勤スタッフ。遠藤教授を筆頭に、野口特任教授、竹内健司准教授、藤重雅嗣准教授らは、カーボンナノチューブなどのナノカーボンの応用と基礎となるサイエンスの研究に邁進している。
ここ数年は、カーボンナノチューブと類似したナノセルロースの研究も手掛けており、4つの国プロを実施している。

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