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AIジェネラルスキル実践ゼミ ビジネスコンテスト(1/27)が行われました

AIジェネラルスキル実践ゼミ
ビジネスコンテスト(2024年1月27日)

 AIジェネラルスキル実践ゼミ最後の授業では、「AIを用いた課題解決」と「地域課題解決」の2つの要素を審査するビジネスコンテストが開催されました。
 この日のために学生はA班とB班に分かれ、ビジネスメンターの百瀬徹氏(株式会社システムプロモート代表取締役)と後藤良輔氏(Search Space株式会社CEO)から助言を受けながら、ビジネスプランの検討を重ねてきました。
 午前中に各班はビジネスプランを最終決定するために、製品開発・販売戦略と遵法・倫理・組織ガバナンス計画について記載した事業計画書を確認し、各自の担当分野の詳細計画書を作成しました。
 午後からは会社法に則り、模擬的な取締役会を開きました。社外取締役として玉井克哉先生と梶谷篤先生が参加されました。取締役会において各班は社外取締役の先生にビジネスプランを説明し、ご意見を伺いながら、活発な意見交換と議論を行いました。また、DX企業経営者である原田健太郎氏(株式会社テックロック代表取締役)からも経営者としての視点からアドバイスを受けました。
 取締役会終了後は、ビジネスプランの発表に向けてプレゼンの練習を行い、コンテストに移りました。
 A班は、最高の食を体験したいが、どのお店が最善かわからないという訪日観光客の悩みに対して、チャットでおすすめの飲食店を紹介するサービスを提供するビジネスプランを発表しました。インバウンド需要で地方の活性化に貢献することを目指します。一方、B班は、社内の潜在的な問題を明らかにし、重要度の高い問題の早期解決を図るビジネスプランを提示しました。仕事の不満に関するアンケートを実施後、AIを用いて客観的に選別・要約し、上層部にダイレクトに届ける仕組みです。両班とも「経営方針・組織運営」、「製品戦略(開発・販売戦略)」、「遵法・倫理」の評価項目を意識してプレゼンを行いました。
 審査をした先生方からは講評として、他社に真似されない独自性が重要であることや、現場の苦労を感じ、AIを用いた場合の可能性を考える習慣をつけることが重要であること、視野を広げて社会のいろいろなニーズを拾い上げることがビジネスにつながることなどが指摘されました。また、ビジネスモデルがいくら良くても顧客がつかないと成立しないので、お金の流れがどうなっているのか、日頃から考える訓練をすると今後に活きてくるのではないかとの助言もいただきました。課題として、「地域課題解決」の面をもう少し意識する必要性があることも指摘されました。
最後に、ライフクリエイター1期生となるAIジェネラルスキル実践ゼミの参加者に対して、これからの活躍に期待の言葉がかけられ、ビジネスコンテストは終了しました。

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