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AIジェネラルスキル実践ゼミ キックオフ・ミーティング(9/11~9/12)が行われました
2024年9月11~12日に軽井沢でAIジェネラルスキル実践ゼミ キックオフ・ミーティングが行われました。
この授業は、最新の生成AIの成果を取り入れつつ、「地域の課題をAIで解決する」スタートアップ企業を「起業」する「会社ごっこ」を行い、より実践的にAIに関わる諸問題を理解することを狙いとしています。
キックオフ・ミーティングとして、グループ分けを行い、会社名、役職を決め、スキルマトリックス(取締役会を構成する各取締役が保有しているスキルを一覧表の形でまとめたもの)を埋める作業を行いました。また、ビジネスメンターとして百瀬剛氏(株式会社システムプロモート代表取締役、長野県ディープラーニング協会代表理事)と後藤良輔氏(Search Space株式会社CEO)に各グループに入ってもらい、ビジネスの観点から学生に助言をしていただきました。
12日は、地域課題について考えてもらう契機として、木戸亮特任准教授から、「医療データの分析による地域課題解決の取り組み」と題する講義を行っていただきました。木戸先生からは、医療データ分析による地域課題への取り組みとして軽井沢健診の内容について紹介していただいたほか、臨床研究の作法や、人を対象とした研究の倫理についてお話していただきました。その後、坂本泰宏特任准教授のコーディネートの下、「医療のデータとAIを組み合わせることによって、どんなことができるか」をテーマにグループディスカッションを行いました。学生のプレゼンでは、「症状の原因と措置のデータベース化による治療方法の提供サービス」や、「全世界の医療データをAIに学習させることで患者に合った適切な医療の提供」といったアイディアが提示されました。
今後、各グループは、定期的に教員やビジネスメンターと相談しながらビジネスプランをブラッシュアップし、2月に開催されるビジネスコンテストで評価を競い合います。