第7回特別講義「AIと農業」が行われました（11/11）

AIジェネラルスキル基礎ゼミ

第7回特別講義「AIと農業」（2024年11月11日）

　工学部の小林一樹教授を招き、「AIと農業～農業研究の面白さと難しさ～」について講義をしていただきました。

　「データ駆動型農業のためのデータ収集と応用」というテーマで、精密農業（ほ場内のばらつきに対する観察と対処に基づく農場管理コンセプト）を、テクノロジーを使ってどのようにサポートしていくかについて話していただきました。農園のモニタリング、鳥行動に基づく鳥害防止システム、果実の自動運搬ロボットの実践例から、情報を抽出する技術やその仕組みについて知ることができました。

　学生からは、「農業はアナログな部分が多いと感じていたが、データを集め検証を繰り返すことで自動化を行えたり、認識・予測を行い、生産性の向上につながると思うと面白いと思った」、「テクノロジーと他の分野の組み合わせで研究を進めるのはとても魅力的で、自分が将来研究をするときの発想として参考にしたい」などのコメントが寄せられました。