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第23回研究所研究ミーティング(AIロボティクス部門 鈴木彦文准教授)

第23回研究所研究ミーティングが開催され、鈴木彦文准教授が「SOM図の連続生成によるDoS/DDoS攻撃検知を支援するマンマシン協調監視システム」について報告しました。 大学などの大規模ネットワークでは、不正な通信を検知するための統合脅威管理機器(UTM機器)が導入されていることがあります。しかし、DDoS攻撃などで大量の通信が突然発生した場合、この機器自体がダウンしてしてしまい、関係ネットワーク全体に影響を与える可能性があります。また、DDoS攻撃は通常通信との区別が非常に困難です。 鈴木先生の研究では、通信データからSOM図を生成することで、DDoS攻撃の可能性を発見するシステムを開発しています。これまでの研究の結果、疑似的な攻撃がSOM図でグループから離れた特徴点として現れることが確認できており、ネットワーク管理者への通知等に利用できる可能性があるとのことです。報告後には各部門からさまざまな意見・質問が出されました。

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