片岡研究室では、生命現象を理解した上で、生命システムを再構築することを目標に研究を行っています。 例えば、バイオテクノロジー展開の主役の細菌が、どのように遺伝的多様性を獲得し、環境変化に対応してきたかといった進化に関する基礎研究は、 合成生物学と呼ばれる生命の再設計に展開されます。 生きている状態とは何かといった哲学上の問題を化学的に解いたり、工業的に有用な人工細胞、人工細菌、人工代謝系などへの展開を想定しています。
片岡 正和 准教授