遺伝学的思考を身につけることは“いのち”の仕組みを知ることであり,生命倫理学上も教養人としても重要です。
現在日本国内では生命科学系の教育研究施設が多く存在するが,微生物遺伝学を高レベルで使いこなし,その手法を継承する研究室の数は減少の一途をたどっています。
応用微生物学ルネサンスセンターでは、全ての生物学の基本となる(微生物)遺伝学の日本におけるハイレベルな研究者を集積している信州大学工学部を中心に,
信州大学の各キャンパスを繋ぎ,長野で微生物をターゲットとした遺伝学教育・応用微生物研究の拠点を形成することによって研究サロン的な集団を形成,
競争力の増大につなげることを目的としています。
・信州大学全キャンパスを繋ぐ応用微生物研究サロンの構築*
・去りゆくスター研究者の叡智を分け合い伝承する体制作り
・早期より伸びたい学生を存分に伸ばすシステムの構築**
・生命科学と情報学の統合(至極当然)
・自己組織化
*初期構成研究者だけではなく,各キャンパスの希望する研究者を分野関係なく巻き込む
**究極のactive learning
大学は機会を与える場,我々は水先案内人