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課程長挨拶 |
応用化学課程長 石渡 勉 (いしわたり つとむ)
化学は、原子や分子を自在に操ることによって新しい物質をつくったり、思いもよらぬ機能を発現する物質を産み出したりすることができます。また、化学は現代の産業基盤を支える分野でもあり、1つの画期的な材料の創出によりその分野の様相を一変させ飛躍的に発展させる力を持っています。近年ではフラーレンの発見に始まるナノテクノロジーの発展など、今後のサイエンスの方向性や産業基盤の変革の可能性を秘めた画期的な事柄に枚挙の暇がありません。応用化学課程では、化学を基礎として未来につながる材料の創造に関る研究者、技術者を育成することを目的として教育を行っております。また、無機化学、有機化学、理論化学、高分子化学などの基礎的ならびに分子の機能を活かした先端的研究、繊維学部の伝統的に根ざした現代的な色染化学などの幅広い研究を行っております(研究内容については研究トピックスを参照)。卒業生の6割以上が大学院修士課程へ進学、さらにそのうち数人は博士課程へ進学して研究を継続し、国内外の学会、学術雑誌などでその研究成果を発表しております。
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