概要

 膨大な数にのぼる有機化合物において、 天然物に代表される生理活性物質、大きな注目を集めている有機機能材料など、 特別な機能を発現するものには、酸素、窒素、イオウ、リン、ケイ素などヘテロ原子を含む化合物が極めて多く存在します。 有機化合物におけるヘテロ原子の役割は、化合物の構造の一部としてその機能発現に寄与しているものと、 ヘテロ原子がもつ独特の性質を利用して合成化学に利用されているものがあります。一方、古代より生命活動を維持してきた光合成、 また、現代のテクノロジーの一端を支える光機能材料に見られるように、有機分子と光の相互作用によって引き起こされる現象についての研究は学術ならびに、 応用に向けて大きな意義をもっています。

 本講座では、化学発光物質の探究ならびに発光機構の解明、複素環化合物の合成反応開発、不斉合成反応の開発、生理活性物質の合成等をテーマとして教育研究活動を行っています。また、グローバルCOE研究プログラムや長野・上田地区知的クラスターの研究にも参加し、新機能材料の開発等、有機化学分の立場場から貢献しようとしています。


最新ニュース

平成23年度(2011)
11月

・第42回中部化学関係学協会支部連合秋季大会有機化学一般研究発表にて、西井研究室 酒井亮が優秀賞を受賞しました

・第42回中部化学関係学協会支部連合秋季大会にて、当研究室から6名の学生が発表しました

10月
新入生が配属されました

・本吉谷研究室 B4 : 4人, M1 : 3人, M2 : 3人, D2 : 1人

・西井研究室 B4 : 4人, M1 : 1人, M2 : 3人

7月
行事

・前期終了 打ち上げを行いました

4月
新入生が配属されました

・本吉谷研究室 B4 : 4人, M1 : 3人, M2 : 3人, D2 : 1人

・西井研究室 B4 : 3人, M1 : 1人, M2 : 3人

・新入生歓迎会・花見を行いました

平成22年度(2010)
3月

・修士論文発表会にて、西井研究室 田口涼太が日本化学会東海支部長賞を受賞しました

・日本化学会第91春季年会(2011) 講演 : M2 田口 涼太, M1 酒井 亮 が発表しました



連絡先

住所

〒386-8567 長野県上田市常田3-15-1

信州大学繊維学部 (F棟)応用化学・材料化学工学棟

メールアドレス

本吉谷 : jmotoyo@shinshu-u.ac.jp

西井  : nishii@shinshu-u.ac.jp