日常生活におけるコンプレッションウェア着用効果について
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.38 Vol.38】
要旨
【背景】これまで,コンプレッションウェアの着用効果として,高強度運動において,心拍数の減少や,運動後着用によって筋痛の軽減等,主に高強度運動における効果の報告が多く,日常生活における着用効果の報告が少ない.【目的】日常生活の活動状態において,コンプレッションウェアの着用効果を検証する.【方法】20~50才代の健常成人男性10名について,コンプレッションウェア着用時と非着用時において,2分間歩行後休息しそのときの心拍,脳波,唾液アミラーゼを測定した.【結果】コンプレッシレッションウェアの着用によって,副交感神経の活性や脳波β波の増加に有意な差が見られた.唾液アミラーゼに関しては有意な差はなかった.【結論】日常生活行動のような軽度な数分間運動後の休息時,コンプレッションウェア着用によって,精神的ストレス緩和や筋疲労回復傾向が見られた.
「デサントスポーツ科学」第38巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
【背景】これまで,コンプレッションウェアの着用効果として,高強度運動において,心拍数の減少や,運動後着用によって筋痛の軽減等,主に高強度運動における効果の報告が多く,日常生活における着用効果の報告が少ない.【目的】日常生活の活動状態において,コンプレッションウェアの着用効果を検証する.【方法】20~50才代の健常成人男性10名について,コンプレッションウェア着用時と非着用時において,2分間歩行後休息しそのときの心拍,脳波,唾液アミラーゼを測定した.【結果】コンプレッシレッションウェアの着用によって,副交感神経の活性や脳波β波の増加に有意な差が見られた.唾液アミラーゼに関しては有意な差はなかった.【結論】日常生活行動のような軽度な数分間運動後の休息時,コンプレッションウェア着用によって,精神的ストレス緩和や筋疲労回復傾向が見られた.
「デサントスポーツ科学」第38巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 鈴木明宏 |
---|---|
大学・機関名 | 一関工業高等専門学校 |
キーワード