物理学コース 宇宙線物理学分野

宇宙線物理学分野とは

宇宙線の観測を通して太陽地球間,太陽圏スケールの空間における物理を研究しています。
宇宙線は宇宙空間に存在する高エネルギーの荷電粒子(主に陽子)で,地球へは銀河磁場の影響によってほぼ等方的に飛来するのですが,その到来方向にはほんの僅かに異方性(等方的でないこと)が観測されます。
このような異方性を長期間にわたって観測することで太陽圏スケールの磁場構造やその変動を調べることができます。

研究室では

近年では宇宙天気予報の可能性を探る研究も行われており,当研究室でも世界4カ国に宇宙線望遠鏡を展開して全天をモニタしています。
また本研究室では、地上および宇宙望遠鏡を用いた遠方天体(銀河、銀河間空間、クェーサー)の分光学的研究も行っている。
関心を持った方は研究室のページを訪れてみてください。
この分野の教員紹介

加藤 千尋

現在、こうした大規模な磁気嵐を引き起こす衝撃波の到来を予報する試み(宇宙天気予報)が行われています。
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