信州大学 宇宙線実験研究室 観測天文学グループ の ホームページへようこそ。
私たちは影絵のような方法を使って宇宙の研究をしています。宇宙には星や銀河のように明るく輝く天体がある一方で、自ら明るく輝かない物質(星間ガス、銀河間ガスなど)も大量に漂っています。このような物質は背後にある明るい天体(クェーサーなど)からの光を部分的に遮る効果を持つため、地球からはその吸収線を使って調べることができます。この方法を使うと、例えばクェーサーの内部構造、宇宙の物質変遷の歴史、星間空間に漂う巨大分子、などを調べることが出来ます。
お知らせ観測天文学グループについて
新着情報news
- 2025年4月4日
- 新メンバー2人を迎えて新年度がスタートしました。
- 2025年3月17~20日
- 水戸市民会館で開催された「日本天文学会2025年春季年会」に参加しました(古布、劉、佐藤、柳谷、渡邊)
- 2024年11月27~30日
- 愛媛大学で開催された研究会「第2回信州大学+愛媛大学合同研究会」に参加しました。愛媛大学の皆さん、ありがとうございました(三澤、古布、劉、佐藤、柳谷、渡邊)
- 2024年8月26~28日
- 北海道情報大学で開催された研究会「AGN across the sky: new windows opened by HSC and other wide-field surveys」に参加しました(劉、渡邉)
- 2024年8月19~22日
- 弘前大学で開催された研究会「Galaxy-IGM Workshop 2024」に参加しました(三澤)
信州大学 理学部 宇宙線実験研究室 (全学教育センター) 観測天文学グループ は2011年4月に3名(スタッフ1名、学部4年生2名)でスタートしました。
現在までにこの研究室で論文を書いた学生数は、博士3名、修士11名、学士26名(のべ人数)です。また現在の構成メンバーは10名(スタッフ1名、博士2名、修士5名、学部生2名)です。私たちは
星やクェーサーのスペクトルにみられるあらゆる吸収線に興味を持っています。すばる望遠鏡、木曽観測所、岡山天体物理観測所をはじめとする国内外の望遠鏡での観測は体力勝負! 天体写真を撮るような派手さはありませんが、宇宙に潜む星間・銀河間物質の静かな囁きに、そっと耳を傾ける研究を行っています。