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医学系研究科循環病態学の田中愛さんが、第87回日本内分泌学会で若手研究賞(YIA)を受賞しました

平成26年4月24~26日に福岡国際会議場・福岡サンパレスで開催された第87回日本内分泌学会において、田中愛さん(医学系研究科疾患予防医科学系専攻循環病態学博士課程)が、審査講演会の結果、若手研究賞(YIA)を受賞しました。
受賞対象となった研究課題は、「アドレノメデュリン-RAMP2系は、転移前土壌の形成を抑制する」です。本研究では、血管恒常性の維持に関わるアドレノメデュリンと、その受容体活性調節タンパク(RAMP2)の腫瘍転移における意義を検討しました。田中さんは、成体において遺伝子欠損の誘導が可能なノックアウトマウスを作製し、解析することで、血管のアドレノメデュリン-RAMP2系が、血管構造と炎症反応を制御し、悪性黒色腫の転移を抑制することを発見しました。今後、新しい治療法の開発に展開することが期待されます。


疾患予防医科学系専攻 循環病態学ホームページ:
http://www7a.biglobe.ne.jp/~shindo/

  • 表彰式。右側は学会長の高栁涼一先生(九州大学大学院医学研究科病態制御内科学教授)
    表彰式。右側は学会長の高栁涼一先生(九州大学大学院医学研究科病態制御内科学教授)
  • 循環病態学教室員と共に。
    循環病態学教室員と共に。
 
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