医学系研究科循環病態学講座の神吉昭子助教が第43回日本心脈管作動物質学会で研究奨励賞(YIA)を受賞しました
平成26年2月15日、16日に神戸国際会議場で開催された第43回日本心脈管作動物質学会で、大学院医学系研究科疾患予防医科学系専攻循環病態学講座の神吉昭子助教が研究奨励賞(YIA)を受賞しました。
受賞対象となった演題は「アドレノメデュリン-RAMP2システムによる、白色脂肪、褐色脂肪の脂質、エネルギー代謝制御」です。研究内容はアドレノメデュリン(AM)とその受容体活性調節タンパク(RAMP2)の脂肪細胞における機能解析です。脂肪細胞特異的RAMP2ノックアウトマウスを用いた解析により、AM-RAMP2システムが脂肪蓄積とエネルギー消費のバランスの維持に重要であることを明らかにしました。今後、肥満、メタボリックシンドロームの新しい治療につながることが期待されます。
疾患予防医科学系専攻循環病態学講座ホームページ:
http://www7a.biglobe.ne.jp/~shindo/
-
循環病態学講座教室員と共に。右隣は、学会長の平田健一先生(神戸大学大学院医学研究科循環器内科学教授) -
循環病態学講座新藤教授と共に。